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出版社内容情報
あるところにヒツジ飼いの兄妹がいました。ただし、妹は狼人間でした
険しい山間でひっそりとヒツジの世話をしながら、平和に暮らしたいと願う兄のウルと狼人間の妹、ユーフ。そんな兄妹のもとにある日珍しい客が来て……。兄妹のもとに現れた珍客、麓の村人、王都での思わぬ出会い。さまざまな人との交流を通して、兄妹は一つの真実に近づいていく―。「人と違う」ことに翻弄されながらも力強く生きる兄妹と、兄妹が出会う人々の「優しさのかたち」を繊細に描いた、心温まるファンタジー作品です。
第一話 考古学者のエリシアさん
第二話 老犬テテ
第三話 猟師のブラン
第四話 パン屋のバーンズさん
第五話 ヤギ番のオミィ
第六話 迷子のポーラ
第七話 公爵令嬢セリーヌ
第八話 子ヒツジのチビ
第九話 呪術師のマックロイ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もだんたいむす
5
良かった〜。話の雰囲気と絵柄がすごくあっていて良かった。老犬の話が好き。2024/09/21
悠遠
3
うめき声が聞こえる山に住む兄妹の話。 妹の呪いが何なのか、麓の村は一応受け入れてる?絵はちょっと雑さはあるけど、逆にそれがいい感じ。2025/05/10
しぇりー
3
ヒツジ飼いの兄ウルと身体が真っ黒な毛で覆われている狼人間の妹ユーフが、様々な人々や動物と出会っていく交流の物語。終始じんわり温かい優しさとともに、狼人間という種族の違いでの差別なども描かれ、一抹の寂しさや切なさを残していくエピソードが多く、えも言われぬ読後感を心に残していく作品。葬送のフリーレンや蟲師などの世界が好きであれば、こちらもきっとお気に召すと思う。 「目がふたつ、鼻がひとつに大きそうな口がひとつ…私たちと何も変わらないじゃないか」の台詞が心に響いた。2024/07/01
ねんこさん
2
まずはなんといってもカケアミを多用した絵本タッチの画風がとても良かった。毎回登場するゲストキャラも基本的に悪人ではなく安心感がある。2025/07/14
祐樹一依
2
【○】呪い、なのか。となれば、それを願い、望んだものがいるのだろうか。2025/06/05