内容説明
明治・大正・昭和、三つの時代を生きた竹久夢二。三十年足らずの創作人生の間に、独自の画風とセンスで生み出された歴史的な作品の数々は、日本の近代芸術とデザインの発展に大きな影響を与え、人々の生活にうるおいを与えた。時代も国境も越え、人々に愛され続ける夢二の魅力を紹介。
目次
第1章 「夢二」の誕生(追憶 幼少時代;新人画家の誕生 ほか)
第2章 「夢二」の魅力(大正ロマンよ永遠に ジャンルを超えた芸術の先駆者―竹久夢二;美人画 ほか)
第3章 夢二の人生の旅(旅人出帆―竹久夢二 簡略年表)
第4章 夢二を訪ねて(夢二の生涯の足跡をたどる;金沢湯涌夢二館(石川県) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月と星
2
★★★★夢二の作品がたくさん。やはり図案・商業デザインが好き。2024/09/28
のせち
1
画家としてしか知らなかったが、本書では多岐にわたる功績を紹介している。村上春樹の『恋しくて』の表紙は勝手に最近のものかと思っていたが、竹久夢二の『黒船屋』だったとは。2024/11/24
kaz
1
類書で見かけたことのある作品も多いが、数多くの作品を並べてみると、改めて時代の雰囲気が感じられるようで面白い。図書館の内容紹介は『明治・大正・昭和という3つの時代を生きた竹久夢二。そのドラマチックな人生と、30年足らずの創作人生の間に、独自の画風とセンスで生み出された歴史的な作品の数々を紹介する』。 2024/06/13