出版社内容情報
大阪ガス(株)エネルギー文化研究所(略称CEL)が長年続けている文化事業の一つである「語りべシアター」活動、その20年の総まとめとなる記念碑的出版。語りべシアター発足当初の構想や意義をはじめ、この20年の活動例を演題・テーマ別で振り返るとともに、新たな語りべの育成・発展も含めた将来展望を示す。舞台制作・上演に携わった音楽家や俳優、劇作家などの寄稿、座談会も収載。貴重図版、イラストもオールカラーで多数掲載。
目次
ようこそ、「語りべシアター」へ
語りべシアターのつくり方―台本の書き方と上演までの手順
大阪モダニズムものがたり―近代大阪の発展と建築物の保存再生
神戸・居留地ものがたり―多文化共生の街
甲子園ものがたり―ドラマと奇跡を生み出すまち
寄稿 建物をめぐって感じる大阪の力
語りべシアターへのメッセージ(前編)
曽根崎心中考―上演台本より
通天閣ものがたり―大阪のシンボルタワー誕生秘話
淀川ものがたり―治水翁・大橋房太郎〔ほか〕
著者等紹介
栗本智代[クリモトトモヨ]
大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所主席研究員。大阪生まれ。1988年奈良女子大学卒業後、大阪ガス(株)に入社。1991年秋より現職。関西の活性化の一環で、まちの個性や本質を歴史・文化的側面から探究し、“ストーリー”による都市魅力の発掘・創造に取り組む。「語りべシアター」公演活動を展開する一方で、フィールドワークやインタビューを中心とした執筆も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- もういちどそばに