私がしたことは殺人ですか?―この本を手にとってくださったあなたにお聞きしたいのです。 (新装増補版)

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私がしたことは殺人ですか?―この本を手にとってくださったあなたにお聞きしたいのです。 (新装増補版)

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865901627
  • NDC分類 498.12
  • Cコード C0095

内容説明

最期をどう看取るか。「殺人か、尊厳死か」延命治療の中止が殺人罪に問われた「川崎協同病院事件」の女医の独白記―。あれから13年、待ったなしの終末医療問題がさらに深刻化。

目次

第1章 患者Aさんの死―98年11月16日、この日、病室で起きたこと
第2章 逮捕―沈黙がいっそう私を不利にした
第3章 裁判―横浜地方裁判所―私が「殺意」を持って「殺害」した!?
第4章 有罪判決―この判決の裏側に潜むもの
第5章 控訴審―東京高等裁判所―裁判は第一審が「すべて」なのです
第6章 上告―最高裁判所―尊厳死のガイドライン
第7章 私がしたことは殺人ですか?

著者等紹介

須田セツ子[スダセツコ]
元・川崎協同病院呼吸器内科部長、現・大倉山診療所院長。1979年横浜市立大学医学部卒。80年より川崎協同病院に勤務するが、1998年11月、入院中の男性患者(当時58歳)の延命治療の中止によって、死亡させたとして殺人罪に問われた。2009年12月、最高裁は上告を棄却し、懲役1年6月、執行猶予3年とした2審、東京高裁判決を確定させた。この判決によって、今後の終末医療、看取り医療ついての「あり方」が問われ、日本中に大きな波紋を投げかけている。2002年に大倉山診療所を開業、地域に密着した医療活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はふ

20
著者の実体験から日本の延命医療について、疑問を読者に投げかける本書。 日本の延命医療と法制度がまだまだ問題点が多いということがわかる。 患者のためを想って対応した結果、殺人罪に問われてしまう場合があるということは、医療従事者の数を減らすことに繋がるため、一刻も早くこの法制度の問題について対処していく必要がある。 日本では検察側の勝率が99%を超えるといわれている中で、起訴された無罪の余地がある人を救うことは、不可能に近い。ただし本当に無罪人はどうなるのか?善意のある人はどうなるのか?2024/08/24

チバ

1
実際に出来事が起こったのは約25年前だから今判断する事は難しいが今の感覚で言ったらこの医師にも少し甘さがあるのではないかと全体的に感じた。命に関わる事だからやはり家族から一筆もらう事が自分自身を守る為だと思うし全体的に一人で判断している印象だがチームで為せば責任も分散されるのではないかと思った。家族の言動には驚いたが賠償金の問題なんだと思う。また時が経って記憶も都合の良いように変わり本当は生きて欲しかったどうして医師はこれで終わりだと決めつけたのだと思う心の動きは分からないでもないと思った。2024/03/09

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