ヒエロニムス・ボスの世界―大まじめな風景のおかしな楽園へようこそ

個数:
  • ポイントキャンペーン

ヒエロニムス・ボスの世界―大まじめな風景のおかしな楽園へようこそ

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月03日 02時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 320p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784756252326
  • NDC分類 723.359
  • Cコード C0071

出版社内容情報

拡大で見る!奇想の画家ボスによる奇々怪々のモノたちと風景美。

《こんなにディテールを拡大して見られるボスの本は、他に無い!》
15世紀末から16世紀初め、ダ・ヴィンチと同時代に活躍したボス。人間の快楽や罪と罰、異形ながらも憎めない悪魔や愉快な怪物たちなど、ボスの細かな描写を高精細の拡大画像で紹介します。近年、再評価された風景画の草分けとしての功績にも着目したファン必携の1冊です。

ボス作や、その工房作など合わせて19点の作品を掲載。ディテールの拡大図版は、合計140点以上という充実のボリュームです。

目次

画家の略歴
ボスの絵画
さまざまな主題(風景;建築表現;顔;グリザイユ―モノクロームの絵画;天国と地獄のヴィジョン;音楽、そして騒音;幻想的な獣、モンスター;四大元素―風、火、土、水)
用語解説
文献―ボスをさらに理解するために

著者等紹介

ボルヒェルト,ティル=ホルガー[ボルヒェルト,ティルホルガー] [Borchert,Till‐Holger]
1967‐。ブリュッヘ美術館長。専門は14~16世紀の初期ネーデルラント美術。ボン大学で美術史および音楽学を学ぶ。2003年からブリュッヘのフルーニンゲ美術館等の学芸員を経て、2014年より現職

熊澤弘[クマザワヒロシ]
東京藝術大学大学美術館准教授。東京藝術大学美術研究科修士課程修了。東京藝術大学大学美術館常勤助手/助教、武蔵野音楽大学音楽学部音楽環境運営学科をへて、2017年4月より現職。オランダを中心とした西洋美術史、博物館学を専門とし、日本国内外ノ美術展覧会企画にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

103
プラド美術館にて、予想通りボッシュ「快楽の園」には常に人だかりがあり細かな描写は見ることが叶わなかった。Bosch in detailでは、その細部を拡大して解説している。2016年はボス没後500年で大規模な調査が行われた。本書では風景、建築、顔、音楽、モンスター、四大元素などテーマ毎に分類している。それによると、地獄の翼扉における樹木人間などの他に、楽園の中に三つ頭のトカゲのような邪悪なものが紛れ込んでいることがわかる。ヤン・ファン・エイクからボスを経てブリューゲルに至るフランドルの系譜が見えてくる。2024/11/04

更紗蝦

35
ヒエロニムス・ボスの絵の一部を拡大(絵の表面のひび割れが確認できるほど拡大している場合もあります)して、ボスの絵画技法を分析し、「風景・建築・顔・音楽・モンスター・四大元素」などの個別の主題ごとに、そこに込められている意味を解説した本です。個人的にトラッドミュージックが好きなので、楽器に関する解説が一番印象に残りました。バイオリンとバグパイプが伝統的に悪魔と関連づけられていることとか、ハーディ・ガーディが物乞いの楽器だったということを初めて知り、とても驚きました。2020/10/16

宇宙猫

23
★★ ボスの絵を”風景”とか”建築”、”顔”などに分類して切り取って解説してるんだけど、絵全体と関連した説明がしてあるので絵ごとにまとめて欲しかった。取り出した部分だけは良く分かるけど、とっちらかってる感じで分かりにくい。2020/03/23

Christena

17
一見ユーモラスな生き物たちがひしめくボスの絵ですが、実は一つ一つに意味があり、難解な作品。この本では、それを丁寧に解説しています。リスボンの国立古美術館に『聖アントニウスの誘惑』を見に行った時は、実物の迫力に圧倒されて、ただ呆然と眺めてた記憶があり、この本を読んでいたら鑑賞のしかたも変わったのかなと。持っていくには重いけど、そのぶん美しい挿絵が満載の見応えのある本でした。2020/02/02

tama

14
図書館本 新刊案内で 原題がBosch in Detail でボスの作品の細部が切り出し、拡大され、元の絵のここ、と言うのを探して見たり。この本、かなり面白い。特に、幻想的生物、風景が好きな私のようなオタク(恐らく諸星大二郎もそうなのだと思う)にはたまらない本。出来れば手元に置きたい。でも、もう置く場所がないなあ・・・。2020/02/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14884854
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品