アスキー新書
日本の本当の順位―世界レベルで見た我が国の姿

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784756150431
  • NDC分類 302.1
  • Cコード C1230

内容説明

日本は今や技術に強くはない。実は国土は狭くない―世界ランキングで客観的に見てみると、日本に対する思いこみがガラリと変わる。革新的なアイスランド、ちょっとキザなイラン、強い政府が支えるシンガポール、映画大好きインドなどなど、各国のお国柄が伝わってくるエピソードを交えつつ、世界における日本の位置づけをやさしく解説する。

目次

1 日本の「誇り」(自国民としての誇り・57位―自虐的な国民性の正体は;国防支出の総額・6位―軍隊はいないはずなのに世界有数の国防費を支出 ほか)
2 日本の国土と国民(国土面積・61位―島国は狭いという錯覚、ドイツより広い日本の国土;人口・10位―国力を支える人口の多さ、日本も大国の一角 ほか)
3 日本の快楽と文化(ブログ投稿数・1位―ネット世界の筆頭勢力となった“小声の文化”;セックスの頻度・最下位―世界でダントツのセックスレス社会 ほか)
4 日本の産業とテクノロジー(科学技術リテラシー・13位―資源小国が生き抜くための武器;研究開発費・3位―科学立国の面目躍如 ほか)
5 日本の不自由・息苦しさ(自殺率・9位―先進国でトップ、自殺大国日本;所得の不平等度・11位―順位は低いが、格差は拡大中 ほか)
6 日本の本当の豊かさ(平和度指数・5位―国内での感覚より平和という評価が世界の現実;失業率・23位―世界の中ではこれでも安定した労働環境の国 ほか)

著者等紹介

浅井信雄[アサイノブオ]
1935年新潟県長岡市生まれ。東京外語大学卒業後、読売新聞社に入社、ジャカルタ、ニューデリー、カイロ各特派員、ワシントン支局長を経て、アメリカ・ジョージタウン大学・戦略国際研究センター客員研究員。1983年から東京大学、東京外国語大学各講師、三菱総合研究所客員研究員を歴任後、1998年までの一一年間、神戸市外国語大学国際関係学科・大学院教授。2003年より沖縄大学客員教授。海外在住一〇年余、九九ヵ国を調査してきた国際政治学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2
本日読んだランキングの本で、自国民としての誇りはやはりエジプトが1位だった(日本は57位である)。TOEFLはデンマークが619点で1位で、日本は497点で110位である。マクドナルドはアメリカに次いで3774店舗で2位である。2006年の平均寿命は香港を抜いて1位だった。セックスの頻度は年間45回で41位で、ギリシャ138回で1位である。SSLやOECD、ガートナー社、IMF、IMD、アムネスティ、UNESCOなどのデータが引用されている。2016/02/04

まふ

0
TBS系の朝の番組に出てくる著者の本。全42項目に亘って日本の世界ランキングを記述したもの。日本の国際的なランキングが相対的に落ち込んで来ている最近の状況を具体的に表している。真に今後どうなっていくのか心配である。2008/01/24

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