粉飾答弁〈上〉

木村 剛【著】

アスキー・メディアワークス（2002/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 443p／高さ 22cm
• 商品コード 9784756141354
• NDC分類 338.3
• Cコード C0030

内容説明

なぜ不良債権は減らないのか。金融当局、柳沢大臣、銀行の嘘と裏を徹底告発。

目次

上巻序文　“大本営発表”で再び地獄へ落ちないために
第１部　「不良債権問題」の本質とは何か？
第２部　銀行は本当に「粉飾査定」をしていないのか？
第３部　金融庁の銀行検査に“お手盛り”はなかったか？
上巻結語「粉飾」なき資本主義が日本を再生させる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[KAZOO]

この編者にはかなり毀誉褒貶が付きまとっています。日銀では福井総裁に目をかけられていて、それがさらに小泉・竹中の銀行に対する政策をサポートするところまではきちんとしていたと思います。ですからこの本でのこれらの国会答弁に対してのものは非常に私自身としては評価が高いものでした。それが日本振興銀行を牛耳るようになってからはおかしくなってしまったと思います。当時の銀行に対する追及を自分が受けることとなってしまいました。

2014/09/19