内容説明
世の中はあきれ果てることばかり。でも、あきれ果ててもあきらめない。つぶやきを声に、声を行動に移しましょう。訴えは明るく楽しくしつっこく。増補『はだしのゲン』削除にもの申す。講談師神田香織が指南します。
目次
悔しさで心が折れそうに―２０１１年
闘いは明るく楽しくしつっこく―２０１２年
あきれ果ててもあきらめない―２０１３年
進化する香織倶楽部
神田香織新作講談集
『はだしのゲン』削除にもの申す
著者等紹介
神田香織［カンダカオリ］
福島県いわき市出身、東京演劇アンサンブル、渡辺プロダクションドラマ部を経て１９８０年二代目神田山陽門下生となる。二ツ目以降ジャズ講談や一人芝居の要素を取り入れた神田香織独自の講談を次々発表、講談の新境地を切り開いている。２００７年から講談教室講談サロン「香織倶楽部」主宰。各地で「話し方」「講談教室」を開催（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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どら猫さとっち
5
講談に初めて接したのは、実はつい最近のことだった。憲法記念日のイベントで、中沢啓治原作「はだしのゲン」を聴きに行った。原作を読んでいなかったが、力強い語り口とストーリーテーリングに圧倒された。その会場で、本書を購入した。前半は東日本大震災後の活動や感じたこと、後半は新作講談とお弟子さんの講談作品を収録。そして広島市教育委員会による「はだしのゲン」削除の抗議文も収録。力強く、多くの人たちに寄り添う姿勢が、凛とした佇まいを感じさせる。2024/05/11
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- 和書
- 白い眠り 新潮文庫
