内容説明
文学、政治、ファシズム、天皇制、死刑制度、寄せ場、戦争…。“共考”をめざして言葉を紡ぐ。池田浩士が織り出す思想と感性の世界への入り口。
目次
第1部 天皇制のなかの私(戦前・戦中の文学表現にあらわれた“天皇”;満洲事変と現代 新たな天皇制を考える;象徴天皇制と直訴をめぐって―いま、私たちと天皇との関係を考える ほか)
第2部 死刑を考える(仇討ちと死刑;死刑廃止は誰のためか?;戦争と死刑 いま、立ち止まって考える ほか)
第3部 歴史と現前(やっていない俺に何ができるか;えッ、『日本三文オペラ』を読むの!?;「国民」はなぜヒトラーに熱狂したのか?―「信念」ある指導者と「生き甲斐」ある社会 ほか)
著者等紹介
池田浩士[イケダヒロシ]
1940年大津市生まれ。1968年4月から2004年3月まで京都大学在職。2004年4月から2013年3月まで京都精華大学在職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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