内容説明
国政を揺るがす米軍普天間基地移設問題は、日米安保を根本的に問い直す流れを創り出している。鳩山政権に託した県民の期待は裏切られた!激動の時代を名護の現場から報告する。
目次
第1部 山が動く(与野党逆転した沖縄県議会(08年6~12月)
新政権誕生と沖縄(09年1~10月)
奇々怪々の辺野古違法アセス
裏切られる新政権への期待(09年11~12月)
ヘリパッド建設に抗する高江の人びと
名護の新たな未来へ―名護市長選勝利報告
稲嶺進・新名護市長インタビュー―「名護のティーダになれよ」)
第2部 いのちをつなぐ(環境マニフェストを問う;地域を結びなおす;やんばるの歴史と未来を考える;戦争の傷跡は今も;ハンセン病療養所・愛楽園に学ぶ;やんばるの森に抱かれて;奇蹟の宝・泡瀬干潟を守ろう;ジュゴンとサンゴの海)
著者等紹介
浦島悦子[ウラシマエツコ]
1948年鹿児島県川内市に生まれる。1991年「闇のかなたへ」で新沖縄文学賞佳作受賞。1998年「羽地大川は死んだ」で週刊金曜日ルポルタージュ大賞報告文学賞受賞。『辺野古 海のたたかい』(インパクト出版会、2005年、第12回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞)などの著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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