内容説明
政界、財界、教会などの伝統的エリート層はなぜヒトラーを受け入れ、そして民衆はそれをどのように受けとめたのか。第三帝国における権力構造を読み解く刺激的な一冊。
目次
序章 ヒトラーの権力―ひとつの謎
第1章 「理念」の力
第2章 権力の獲得
第3章 抑圧と権力
第4章 国民に支えられた権力
第5章 権力の拡大
第6章 絶対の権力
第7章 権力の傲慢
終章 ヒトラーの権力と破壊
著者等紹介
カーショー,イアン[カーショー,イアン][Kershaw,Ian]
1943年生まれ。リヴァプール大学とオックスフォード大学で歴史学を学ぶ。現在はシェフィールド大学歴史学部近現代史教授。イギリスを代表するドイツ史家であり、とくにそのナチズム及びヒトラー研究は、世界的に高い評価を受けている
石田勇治[イシダユウジ]
1957年京都市生まれ。現職:東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻はドイツ現代史・ジェノサイド研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



