内容説明
天才ビル・ゲイツ流・ヒットソフト開発の舞台裏。IBM、NECが怯えるマイクロソフト社の世界戦略、パソコン戦略の全貌。ウィンドウズが世界のコンピュータ業界地図を塗り変える日。
目次
1章 コンピュータの神様ビル・ゲイツの登場
2章 世界の地図を塗り変えたIBM・マイクロソフトの結合
3章 NEC急成長の陰の立役者MS‐DOS
4章 IBMとの蜜月の終焉Windowsの開発
5章 着々と進むマイクロソフトの世界帝国建設
6章 NECの寡占構造に風穴をあける日本マイクロソフト
7章 二十一世紀、マイクロソフトはIBM、NECを超える!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西澤 隆
1
確かにIBMもNECもPCから距離を置くようになってしまった。でもそのトリガを引いたマイクロソフト自身も、データを作成する人より使うだけの人が圧倒的に多い今となってはPCのOSを握っているからといっても、主導権を握ることはできなくなっている。あらためて、この業界の移り変わりは激しいなあと感じるWindows95登場前夜の頃の本。完全に趣味の世界だったPCがビジネスに関わるようになってきて、逆にビジネスの世界のひとがPCの世界を覗き込むためにこんな本が必要になったという時代のあらわれだったのかもしれないなあ2014/06/16