内容説明
中国東北地方(黒龍江省・吉林省・遼寧省)は日本の九州地方と驚くほどよく似ている。九州がかつて取り組んだ問題に、今度は中国東北が直面しているのである。本書では中国東北の現状を把握し、両者の関係を強く意識しながら各章が執筆されている。
目次
第1部 改革開放下の東北経済と社会(周辺国との地域経済交流―対ロシア・朝鮮国境貿易を中心に;東北経済と日本企業―貿易・投資関係を中心に;企業経営と国有企業改革;国有企業改革の事例 ほか)
第2部 改革開放と地域経済の行方(遼寧省に希望をかける―「東北現象」からの離脱;吉林省の中小企業振興―長春市を中心に;黒龍江省におけるグリーン食品産業の発展;変貌する国境都市―遼寧省丹東市 ほか)
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- マンダラを生きる 角川ソフィア文庫