Yell books<br> どう変わる共産主義と資本主義

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どう変わる共産主義と資本主義

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784753909377
  • NDC分類 304
  • Cコード C0034

内容説明

東欧・ソ連の激動で共産主義の崩壊と楽観する人もいるが、資本主義圏でも難問が山積している。発展途上国の巨額の負債は世界恐慌の引き金にもなる。こうなると西欧や日本も資本主義体制を守れず、日本だって共産国になる可能性もゼロではない。本書は二つの主義をじっくり考える本です。

目次

1章 資本主義国・日本の未来はどうなる
2章 いま気になる三つの共産党の歩み
3章 最初の共産党国家の誕生から第二次世界大戦まで
4章 戦後の資本主義と社会主義の激突から共存まで
5章 ベトナム戦争から天安門事件まで主義と主義の激突と矛盾
6章 資本主義国と社会主義国の「平和共存」の将来は
7章 資本主義社会の未来はバラ色か灰色か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

14
好意的に解釈するならば、世界経済上最大の懸案は南北問題とする澤田の洞察は貧困→テロの暴発という形で現実化したといえる。だが「確実」な債務国デフォルトによる恐慌か超インフレというのは28年経っても現れていない(リーマンショックが代替物だったのだろう。しかしそれでも資本主義は崩壊しなかった)。資本主義の破綻は恐慌だけではなく、それと超インフレは違うらしい。南北問題の未解決が国際市場の拡大を阻害するという考察も澤田らしく、根っからの資本主義者というべきか。インドシナと中国の近現代史については得るものが多かった。2019/02/16

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