内容説明
人のこころとそれを取り巻く社会について、作家と精神科医が熱く語り合う。心理職を目指す方、現在心理職として働かれている方はもちろん、「こころって、何?」というテーマに興味を持つすべての方に贈る1冊。
目次
セッションの前に―作家と精神科医の出会い
1 こころを育てる環境―社会と家(社会と“こころ”の交わり;作家の生育歴1 生い立ち~学生時代 ほか)
2 こころの自由―周りとの折り合いのつけかた(作家の幼少期についての語り;書く才能と育った環境について ほか)
3 こころとふるまいのいびつさ―発達障がいとは何か(ひきこもりについて;現実世界と折り合う ほか)
4 こころを病むということ―精神疾患と時代(「離人感」について;芥川賞受賞の頃 ほか)
5 こころのあそび―芸術としての精神(芸事こそもう一つの人生;心理学理論と実臨床 ほか)
感想・レビュー
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作家と精神科医の出会い こころを育てる環境―社会と家: 社会と〈こころ〉の交わり こころの自由: 書く才能と育った環境 身体から離れていく・自我 時代との関わり 自由の難しさ 子どもや若者との関わり方 こころとふるまいのいびつさ: ひきこもり 現実世界 暴力性 個性をつぶす日本社会 現代日本の問題点 こころを病む 離人感 文学部生の意外な適性 ジェンダー 社会に対峙する・自我 こころのあそび: 芸事 心理学理論と実臨床 心理職が培うべき人間哲学 高齢社会 オンライン時代のコミュニケーション 適度な自己開示2022/05/25