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内容説明
変革の兆しを告げる、静かな胎動の音を聴け。ドゥルーズと政治をめぐる四つの論文集。
目次
フランスにおけるニーチェ受容史の中のドゥルーズ―哲学史家と哲学者という二つの顔の間で(鹿野祐嗣)(非人称の即自的な差異としての力の意志;差異あるものの反復としての選別的な永遠回帰 ほか)
“永劫回帰”の体験と体現―ニーチェからドゥルーズへ、あるいはニーチェからクロソウスキーへ(山〓雅広)(導入:「いずれにせよ」へのジャンプ―ニーチェにおける“永劫回帰”の二重性について;第一論文:ドゥルーズのニーチェ解釈の理路とそれが彼の体系へもたらすものとはなにか?また、そこから考えられる彼の哲学の問題とはなにか? ほか)
「同性愛者こそが最も革命的であり得る」―ドゥルーズ=ガタリ/FLH/ペルロンゲル(廣瀬純)(同性愛者解放戦線(FLH)
「性と革命」 ほか)
ドゥルーズ/マルクス―一九四六‐一九七二年(堀千晶)(初期ドゥルーズ―非人格主義の純化;アンチ・マルクス主義/パラ・マルクス主義―ベルクソンとニーチェ ほか)
著者等紹介
鹿野祐嗣[シカノユウジ]
1988年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程指導修了退学(博士)。現在、神戸大学大学院国際文化学研究科助教
廣瀬純[ヒロセジュン]
龍谷大学経営学部教授
堀千晶[ホリチアキ]
早稲田大学ほか非常勤講師
山〓雅広[ヤマザキマサヒロ]
1991年秋田県生まれ。京都大学文学部フランス語学フランス文学科卒業、京都大学大学院人間・環境学研究科修了後、現在、同大学院同研究科博士課程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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