内容説明
いきものなら、なんでも大すき!…なはずの、ぼく。でもひとつだけ、こどものころからこわくてたまらない、いきものがいた。それは、「うさぎ」。カメラマン・松橋利光のずっこけ絵にっきパート2。写真をとったり、飼ってみたり…うさぎのいろいろな姿に出会います。
著者等紹介
松橋利光[マツハシトシミツ]
1969年、神奈川県生まれ。水族館勤務ののち、フリーのカメラマンとして活躍中。両生類や爬虫類、水辺の生物、昆虫などを中心に撮影している
こばようこ[コバヨウコ]
1972年、東京都生まれ。多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。絵本や幼児雑誌などの作画で活躍中。作家の夫・おだしんいちろうとのコンビの絵本がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
61
動物写真家の目から見たうさぎのお話。といっても、著者の松橋さんの子供の頃のトラウマに根付いたお話なので、多分に偏ってはいるのだが。子供の頃、飼っていたシマリスに手酷く噛まれた松橋さん。それ以来、前歯の鋭い動物が苦手に。うさぎは、目が怖い、後ろ足が怖い、歯が怖い、のだそうだ。実際、飼ってみると気分屋で、甘えてくることもあれば、聞かん坊になると、後ろ足で床ドンしたり、怖い目で睨みつけたり、噛み付いてきたり、おしっこを飛ばしたりするらしい。写真は可愛いのに、怖いなあ。2017/02/26
たまきら
25
あれ不思議ですよね。自分はネコにかまれるのは一向に大丈夫ですし、ミツバチに至っては刺されたら「ああっごめんね!(向こうは死んじゃうから)」と思うぐらいですが、飼育委員の時につつかれて以来ニワトリがダメ。友人は一向に平気だったなあ。昔買っていたハツカネズミたちは優しく、どんなに怒っても甘噛みぐらいしかしなかったのですが、噛まれたら痛いでしょうねえ。犬も穴があくから怖いなあ…。でも、大丈夫な人もいる。咬まれるのが大丈夫なわりになにもしない虫を怖がる人もいる。不思議だなあ、人間。2019/06/28
小夜風
15
【小学校】生き物の写真を撮るのが仕事の著者さん、ヘビもカエルも平気なのに、ウサギが怖いんですって!写真と絵が合わさって、可愛いウサギがたくさん出てきます。これはウサギ好きさんにオススメしたいかも♪2014/11/05
バニラ風味
7
うさぎの絵本を探してて、見つけた一冊。表紙は、のほほんとしてて、ページをめくったら…へ?こういう絵なんだ~。そのうち、うさぎの写真とイラストがコラボして、そのユニークな内容にくすって笑っちゃいます。ウサギ飼ってた友人がいて、「ウサギってね…!」という話を聞かされてたから、興味あったんだけど、やっぱり種類と個体差で、性格だいぶ違うみたい。飼ってみたい、とまでは思わないけど、うさぎカフェには行ってみたいな☆内容はおもしろい♪けど、字が小さいし、読み聞かせには不向き。小学校中学年以上の一人読み用と思われます。2013/09/10
さといも
5
図書館本。可愛いウサギが写真や絵でいっぱいです。ちょっとうちの3歳娘には早かった。絵はとても喜んだけど内容を理解するまでにはいかず。もう少し大きくなったらまた借りてあげよう。2016/01/07