著者等紹介
グレアム,マーガレット・ブロイ[グレアム,マーガレットブロイ][Graham,Margaret Bloy]
1920年、カナダ、トロントに生まれる。トロント大学で美術史の学士号を取得後、ギブズ&コックス社に勤める。1948年、ジーン・ジオンと結婚。その後、1956年まで、コンド=ナスト出版社でデザイナーとして活躍した。1952年に、デビュー作『あっおちてくるふってくる』(あすなろ書房)で、コルデコット・オナー賞を受賞。1953年にも、『あらしのひ』(ほるぷ出版)で、同賞を受賞している
わたなべてつた[ワタナベテツタ]
1962年、東京都多摩市に生まれる。メルボルンのモナシュ大学大学院で哲学博士を取得。メルボルン大学で、語学教員として勤める。その後、著述に専念。2001年より、児童文庫「メルボルンこども文庫」を主宰。オーストラリア、メルボルン在住。二児の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yukision
60
図書館の鳥の絵本特設コーナー本。家族みんなに愛されているベンジーがごきげんでいられなくなった理由は,サラおばさんが連れてきたオウムのティリー。自分より可愛がられるティリーへの焼もちがちょっとした騒動を巻き起こす。作者のグレアムさんが子供の頃飼っていた犬を思い出して描いた作品とか。小さな子どもに対するような温かなまなざしを感じられる絵本。2022/03/23
♪みどりpiyopiyo♪
23
ベンジーは、みみが ながくて しっぽのみじかい ちゃいろのいぬです。■久しぶりにベンジーの絵本を読みました。ベンジー かわいい (ღ′◡‵) 作者のマーガレット・ブロイ・グレアムさんは、『どろんこハリー』シリーズの絵でもお馴染みですね。ハリーの文のジーン・ジオンさんとはご夫婦です。■ベンジーやティリーが家族からとても愛されているのがいいね。ちょっとヤキモチ妬いちゃったけど、ティリーの気持ち ちゃんと分かったんだね。ベンジーいい子♡ 読み終わったら裏表紙も忘れずに見てね。(1971年)2017/12/05
takaC
13
マーガレットが子どもの頃に飼っていた捨て犬ブラウニーがモデルだそうです。2025/03/02
いっちゃん
13
長めだけど、面白かった。おさるのジョージっぽい感じもした。2017/02/08
遠い日
9
サラおばさんのおうむのティリーにやきもちを焼いたベンジー。やってしまったことはいけないことだけれど、そのあとのフォローをがんばったことがすばらしい。ベンジーの洞察と行動力。おうむのティリーはそんなにベンジーに対抗心を燃やしていたふうもなかったけれどね。賢い犬だね、ベンジーは。2020/08/05
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