目次
中世の国家・天皇制研究の現代的意義
第1部 中世国家論(中世の国家構造と家政;劇場国家論批判と日本中世史研究の現代的課題―中世の知と儀礼;中世国家史研究の意義と課題)
第2部 中世天皇論(天皇と仏教―天皇儀礼における仏事と神事の相克;王権と儀礼―天皇一代一度と田舎の仁王会;室町戦国期における天皇権力の二面性―中世天皇家の家産制的権力の伸長と国政的統治権力の衰微)
第3部 儀礼からみた国家・天皇論(中世の国衙寺社体制と民衆統合儀礼;中世儀礼における漢詩・管絃・和歌と社会教養;中世禁裏の儀礼と知の集積―高松宮家旧蔵禁裏本にみる儀礼と史料群)
著者等紹介
井原今朝男[イハラケサオ]
1949年、長野県に生まれる。1971年、静岡大学人文学部卒業。1979年、東京大学史料編纂所内地研究員。1996年、史学博士(中央大学)、現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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