出版社内容情報
〈大いなる川〉をさかのぼり、一路、太陽の国エジプトへ。神秘的な異郷の地で、失った短剣を探す旅が始まる。シリーズ第4弾!〈大いなる川〉をさかのぼり、一路、太陽の国エジプトへ。神秘的な異郷の地で、失った短剣を探す旅が始まる。古代ギリシアを舞台にした歴史冒険ファンタジー、シリーズ第4弾!
ミシェル・ペイヴァー[ペイヴァー ミシェル]
中谷 友紀子[ユキコ ナカタニ]
内容説明
テラモンは、エジプトのなにもかもにうんざりだった。遠征隊長として、おばアレクトと異郷の地に来て数か月。いまだ、一族の短剣は見つからない。これもみんなヒュラスのせいだ。ヒュラスとピラが短剣を奪い、ピラの奴隷がそれを持って逃げたりしなければ…「こんな景色、初めて見たな。まるっきり、なにもない」ヒュラスはどこまでもつづく赤い砂の大地に目を奪われた。ぎらつく日ざしのもと、ピラと道なき道を進むが、死者たちが眠るという砂漠に水場はなく、見たこともない奇妙な草木や、恐ろしい砂漠の生き物たち相手に、狩りも採集もいつものようにはいかない…。それでもコロノス一族より早く青銅の短剣を探さなければ。ふたりは短剣を託したユセレフの足取りを追って“大いなる川”をめざすが、そんなときヒュラスに異変が…
著者等紹介
ペイヴァー,ミシェル[ペイヴァー,ミシェル] [Paver,Michelle]
オックスフォード大学で生化学の学位を取得、ロンドンで弁護士として活躍したのち、執筆活動に専念する。石器時代のヨーロッパ北西部を舞台とした歴史ファンタジー『クロニクル 千古の闇』シリーズ(評論社・全6巻)は世界的ベストセラーとなり、最終巻の『決戦のとき』で2001年のガーディアン児童文学賞を受賞している
中谷友紀子[ナカタニユキコ]
神奈川県生まれ。京都大学法学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
ぽっぽママ
クロ
Ra
綾乃