ハーレクイン 尖塔の花嫁【ハーレクイン・セレクト版】

著者名：ヴァイオレット・ウィンズピア【著者名】/小林ルミ子【翻訳者名】

ハーレクイン（2017/06発売）

• ISBN：9784596904898

内容説明

亡くなった娘に顔かたちが似ているという理由で、10歳のグレンダは孤児院から養母のもとに引き取られた。養母はグレンダを大切に育ててくれたが、後ろ暗い秘密を打ち明けたのは、死の床でだった。じつは養母は娘を将来嫁がせる見返りとして、ある大富豪から莫大な援助を受けていたというのだ。わたしを引き取ったのも、娘の死を隠し、贅沢な生活を続けるためだったの？深く傷ついたグレンダは、それでも養母の名誉を守るため、結婚を承諾する──ロワールの城に住む、大富豪マルローとの。■読み始めれば瞬時に独特の世界に引きこまれる、稀代のストーリーテラー、ヴァイオレット・ウィンズピアの大ヒット作をお贈りします。陰気な城や、顔に傷を持つ謎めいた夫を、はじめは恐れていたグレンダでしたが、次第に彼に惹かれはじめ……。
＊本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

再読。古い作品で、内容もとってもオールド(笑)。孤児院にいたヒロインが亡くなった娘に似ているという理由で引き取られ、娘の許嫁とそのまま結婚するという、ありえないストーリーです。それって既に犯罪だし、いくら育ててもらった恩とは言え赤の他人に詐欺を働くのは頂けない。悪いことをしているのに強引に事を進めようとするのも好きになれず、最後には盛り上がりにもかけて、わざわざ再販する必要もなかったような気がする。

2017/06/28