内容説明
シモンのおとしものをさがしながら、20世紀はじめのパリの街を歩いてみましょう。
著者等紹介
マクリントック,バーバラ[マクリントック,バーバラ][McClintock,Barbara]
アメリカの絵本作家。幼いころから絵を描くのが大好きで、絵本作家になりたいと思っていた。19歳の時、著名な絵本作家モーリス・センダックの勧めでノースダコタ州からニューヨークに移り、絵本を作り始める。ビクトリア朝風の舞台背景や衣装を用いたクラシックな雰囲気の絵本を得意とする。現在はコネチカット州在住
福本友美子[フクモトユミコ]
慶応義塾大学文学部卒業。公共図書館勤務を経て、現在はフリーで児童書の研究、評論、翻訳、書誌作成などをする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
128
図書館本。学校からの帰り道、こんなに落とし物するなんて、お姉ちゃんも大変です😅いっしょになって帽子やセーター、クレヨンとあれこれ探すのが楽しかったです。真剣によーく見ないと見つけられない物も。ちょっと昔のパリの街のおしゃれな雰囲気が細かく描かれていて、ページをめくるのもワクワクな一冊でした。2019/12/02
☆よいこ
52
アデールは弟のシモンを学校へ迎えに行った。帰り道、シモンは次々と落し物をしていく。ネコの絵、本、マフラー、てぶくろ、ぼうし、クレヨン、かばん、うわぎ、セーター。フランスのパリの街を歩きながら、シモンの落し物を一緒に探すのは楽しい。各ページに有名な絵画や人物が登場して、思わぬ発見があるのも面白い。▽でも私、フランスのパリについてはあんまり知らないし、画家も知らない。唯一、マドレーヌちゃんだけがわかった。2019/11/06
tokotoko
40
シモンのお楽しみ本シリーズ、今回はパリが舞台です。絵本作家のバーバラさんは、ビクトリア朝風の舞台背景や衣装の絵本を得意とされているそうです(あとがきより)。そんなクラシックな雰囲気もたまにはいいかなぁーって思われたら、ぜひ!お茶でも飲みながら、のんびり眺めてみてね。そして!現代を生きる私達の季節も、いよいよ芸術の秋到来・・・間近です。ひと足お先にこの本で、のどかな姉弟達と、パリの秋、お散歩してみませんか?2014/08/31
山田太郎
32
ストーリーはどうでもよくパリの街並み見るだけでワクワクするというか楽しい。突っ込みどころ満載ではあるが、日本ではだめな絵本な気がするなと思った。しかし、よくこんなに細かく書くもんだと感心した。2019/02/23
たまきら
29
うわあ、これは素敵だ!丁寧に細部まで描かれたパリの風景(20世紀初頭)を、落し物をする困った男子と、しっかりもののお姉ちゃんといっしょに探検した気持ちになれます。2018/07/24