集英社新書<br> 文豪と俳句

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集英社新書
文豪と俳句

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  • サイズ 新書判/ページ数 284p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087211795
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0295

出版社内容情報

文豪たちの俳句は、どこか違う。
いや、かなり違う。
それをさすがと言うべきか、やっぱり変と言うべきか──。
尾崎紅葉、森鴎外、夏目漱石、内田百間、幸田露伴、横光利一、室生犀星、宮沢賢治、永井荷風、芥川龍之介、泉鏡花、太宰治、川上弘美……。
著者は、近現代の小説家が詠んだ魔訶不思議で奥深い俳句の数々を、ときに芭蕉、虚子といった俳人の名句と比較しながら詳細に読み解いていく。
俳句愛好家、小説好きにはもちろん、教養書としても満足の一冊。

【各氏推薦!】
◆ロバート キャンベル氏(日本文学者)
心を打つ日本語のあらゆる表現の核心に俳句があることを初めて心得た。
目の前の風景が深くグッと美しい色に塗り替えられる愉快な発見であった。

◆小川洋子氏(小説家)
俳句に光を当てれば、文豪の秘密が見えてくる。その何と魅惑的なことか。

◆夏井いつき氏(俳人・エッセイスト)
キシモト博士の作品論的、作家論的アプローチが文豪を裸にしてしまった!

【目次】
はじめに
〈幸田露伴〉の章―─露伴流俳句の楽しみ方
〈尾崎紅葉〉の章―─三十五歳の晩年
〈泉鏡花〉の章―─鏡花的世界の精巧なミニチュア
〈森鴎外〉の章―─陸軍軍医部長の戦場のユーモア
〈芥川龍之介〉の章―─違いのわかる男
〈内田百間〉の章―─「現代随一の文章家」の俳句
〈横光利一〉の章──作中人物に俳句を作らせる
〈宮沢賢治〉の章―─俳句を突き破って現れる詩人の圭角
〈室生犀星〉の章―─美しい「うた」の背景
〈太宰治〉の章―─俳句の向こうに人間が見えてしまう
〈川上弘美〉の章―─小説をヒントに読み解く俳句の謎
〈夏目漱石・永井荷風〉の章―─文豪句合わせ十番勝負
おわりに―─俳句を「読む」ということ

【著者略歴】
岸本尚毅(きしもと なおき)
1961一年、岡山県生まれ。俳人。「天為」「秀」同人。角川俳句賞などの選考委員、「NHK俳句」選者(2018、21年度)、岩手日報・山陽新聞文芸欄選者など。
著書に『生き方としての俳句』、『十七音の可能性』(NHKカルチャーラジオテキスト)、共著『ひらめく!作れる!俳句ドリル』など。俳人協会評論賞、俳人協会新人賞などを受賞。

内容説明

文豪たちの俳句は、どこか違う。かなり違う。それをさすがと言うべきか、やっぱり変と言うべきか―。尾崎紅葉、森〓外、夏目漱石、内田百〓、幸田露伴、横光利一、室生犀星、宮沢賢治、永井荷風、芥川龍之介、泉鏡花、太宰治、川上弘美…。著者は、近現代の小説家が詠んだ魔訶不思議で奥深い俳句の数々を、ときに芭蕉、虚子といった俳人の名句と比較しながら詳細に読み解いていく。俳句愛好家、小説好きにはもちろん、教養書としても満足の一冊。

目次

“幸田露伴”の章―露伴流俳句の楽しみ方
“尾崎紅葉”の章―三十五歳の晩年
“泉鏡花”の章―鏡花的世界の精巧なミニチュア
“森〓外”の章―陸軍軍医部長の戦場のユーモア
“芥川龍之介”の章―違いのわかる男
“内田百〓”の章―「現代随一の文章家」の俳句
“横光利一”の章―作中人物に俳句を作らせる
“宮沢賢治”の章―俳句を突き破って現れる詩人の圭角
“室生犀星”の章―美しい「うた」の背景
“太宰治”の章―俳句の向こうに人間が見えてしまう
“川上/弘美”の章―小説をヒントに読み解く俳句の謎
“夏目漱石・永井荷風”の章―文豪句合わせ十番勝負
おわりに―俳句を「読む」ということ

著者等紹介

岸本尚毅[キシモトナオキ]
1961年、岡山県生まれ。俳人。「天為」「秀」同人。角川俳句賞などの選考委員、「NHK俳句」選者(2018、21年度)、岩手日報・山陽新聞文芸欄選者など。俳人協会評論賞、俳人協会新人賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

33
☆☆☆ 内田百閒と川上弘美の俳句が何やら妖しい雰囲気があって面白かった。私の好きな室生犀星はやはり詩人らしい俳句を詠んでいる。2022/01/19

新橋九段

4
俳句をきっかけにして、それぞれの文豪の作品にも触れてみたいと思える1冊だった。2021/11/22

豆ぐみ

3
面白かった。文豪の作った俳句をその小説と絡めて解説。幸田露伴、尾崎紅葉、泉鏡花、森鷗外、芥川龍之介、内田百閒、横光利一、宮沢賢治、室生犀星、太宰治、川上弘美、夏目漱石、永井荷風。文豪の小説も読みたくなる(自分あんまり読んでないや)。最後の句合わせ第3戦は漱石の「仏性」の句の方が好き。2021/12/09

ぽん

3
評論系の本で、久々に空振りだった気がする。文豪と言うから、なにか特別なものが期待できるかと思ったんだが、別にそうでもない感じ。俳句の面白さみたいなものもイマイチ伝わって来なかった。私と俳句の相性が悪いのか、それとも……2021/11/30

兵頭 浩佑

2
#読んだら自分の句帳もさらす見た人もやる #隔日書く俳句 近頃はいくら作家とbioに謳ってはいても、どういうわけかいつまで経っても作句をしてくれない。というより、いつの頃からかそんなものが作家と名乗る文化が爆誕したらしい。21世紀である。 今日日ウエートをしないスラッガーのようなもので、試合を観る気にはなかなかなれそうにない。出版不況である。2021/08/22

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