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内容説明
5世紀から15世紀、ヨーロッパの暮らしはどのようなものだったのか?領主、職人、農民など、さまざまな階級の人びとの暮らしをあざやかに再現した画期的なビジュアル版歴史入門書。
目次
中世とはどんな時代か
中世の社会
農民の生活
土にまみれて
荘園の経営
中世の家庭
調理場からテーブルまで
中世の女性
大貴族
宮廷〔ほか〕
著者等紹介
池上俊一[イケガミシュンイチ]
1956年生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院人文科学研究科修士課程修了。横浜国立大学教育学部助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。西洋中世・ルネサンス史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルクシ・ガイ
4
中世は貧しくそして長かったのだ。角をプラスチックの、さらには窓ガラスのように使っていたとは思いもしなかった。2017/06/21
15deossan
4
家庭、修道会、書物などなど、いろんなテーマに分けて中世ヨーロッパの文物が紹介してある。文章はそれほど詳細ではない。その代わりに、当時使われていた実物品の写真がいっぱい。角をくり抜いて作ったスプーンやら、革製の携帯用ビール入れやら、ガラスの代用品として角を磨いて薄くした窓やら。初めて見るものばかりで楽しめた。ちなみに、本書は大型本(縦30cm、幅1cm)。図書館で借りたときは児童書に分類されていた。もうちょい小さくしてほしかったなぁ。大きいとスペースの問題もあって買う気が失せやすいからねw2015/12/27
のんき
3
生活史の本と併読。服装や食器や楽器、ステンドグラスや石工や写本の仕事の進め方等、復元模型(多分)を使って示されるので、文章で説明されるより断然分かりやすくて重宝でした。2010/03/24
よこた
3
値段もそれなりでページ数も多くありません。でも、ひとつひとつが細部まで見やすい大きさの写真を掲載しており、見慣れない道具には、簡単ではあるが解りやすい説明がついていて、目で見る資料としては十分だと思います。これだけで見るとやはり情報不足ですが、文章がメインの他の本を読みながら、その時代を想像する手助けにはなるんじゃないかと。2009/08/28
月野
2
資料に。子供向けのフルカラーなので、とっつきやすい。けど、説明がざっくりなので、物足りない・・・。貴族も庶民も農民も、ヨーロッパもイスラムもざっくばらんでした。入門、確かに。でもフルカラーは見ていて楽しかった! 2015/03/26