内容説明
あした、なに着て生きていく?/死ぬのが恐いから、飼わないなんて言わないで欲しい。/あのコピーライターのことばの世界のつめあわせ本。児島令子コピー集め。
著者等紹介
児島令子[コジマレイコ]
コピーライター。大阪府生まれ。京都女子大学卒業。広告代理店を1年経験後、1983年、児島令子事務所設立。大阪を仕事場としながら、東京の仕事を中心に活躍中。TCC最高賞、朝日広告賞(グランプリ)、ACCグランプリ、日経広告賞、佐治敬三賞など受賞多数。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。大阪コピーライターズクラブ(OCC)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
47
児島令子さんというお名前をこの本で知った。読友さんの感想を読んで図書館に予約した。実際に読んでみると、どうも「コピー」という言語表現の目的が目の前をちらついて、素直に読めなかった。商品やサービスに対する購買意欲をかき立てる・・・という目的。そして「女の子」という言葉の用い方も違和感大。2023/03/11
香菜子(かなこ・Kanako)
21
私、誰の人生もうらやましくないわ。ー児島令子コピー集め-。児島令子先生の著書。児島令子先生のコピーを見るとさまざまなことに気づかされる。児島令子先生の才能。コピーライターのすごさ。そして言葉や文字が持つ可能性。言葉や文字は人の感情を動かす。私、誰の人生もうらやましくないわ。私、誰の人生もうらやましくないわ。私、誰の人生もうらやましくないわ。素敵なコピー。2023/06/18
スリカータ
16
面白いなぁ…。フォントや羅列も自由で、広告を見ている様だ。コピーって、ふと目に飛び込んだ言葉を印象に残すパワーが要ると思う。詩ではないけど、詩的なものもありました。2023/04/15
魚京童!
15
私の人生を歩む。私の人生ってなんだろうね。私は何を思っているんだろうね。何を考えているんだろうね。何がしたいんだろうね。そんなのぜんぶ言葉遊びだよね。でもその言葉でお金を稼いでいる。お金を稼ぐのは資本主義だから?機会がぜんぶやってくれる社会において、自分の価値に信頼が得られない人が人の仕事を残してる。人の仕事なんていらない。ぜんぶ機械に任せよう。そうしたら自殺しか残らない。でもそれが自由なんじゃないかなって思う。自殺しない自由。それ以外ならなんでもいいんじゃないかな。脳内麻薬に酔っぱらって生きていこうじゃ2023/07/09
遠い日
10
キャッチーで、それなのに軽薄ではないことばの輝き。時代を読み込み、牽引していく力。懐かしいのに古くないコピーの数々に、自分の当時が映ります。言い得て妙であり、使い古されていない新しさ、斬新さに惹かれます。背筋が伸びる。前を向く。そんな気持ちにしてくれます。2023/02/16