内容説明
野菜料理の新たな展開を導き出すために、「菜食」の歴史や思想を大検証。
目次
序章 野菜料理のパラダイムって?(野菜料理と人生;職人の独善と野菜料理の迷走 ほか)
第1章 菜食・野菜料理の総決算 新たなる展開を導き出すために検証ノイズはどのように紛れ込んでいるのか?(要素還元主義とホリスティック;二項対立 ほか)
第2章 菜食と肉食(野菜とは 野菜料理とは;菜食主義とは ほか)
第3章 菜食私観(完成度の高い思想体系は二本立て;私の養生論 ほか)
著者等紹介
榎園豊治[エノキゾノトヨハル]
昭和38年(1963年)熊本県生まれ。立命館大学法学部在学中より、京都の料亭・割烹で修業を始める。卒業後、大阪「北乃大和屋」「味吉兆本店」等にて、料理の技術を学び、大津大谷「月心寺」の村瀬明道尼の料理の心を学ぶ。平成4年、音羽倶楽部の料理長に就任。以後、北新地「しづ家」「箕面つる家」「南地大和屋 三玄」等の料理長を歴任。平成16年、銀座「六雁」を立ち上げ、初代料理長を務める。現在は同店クリエイティブディレクター、(有)六雁研究所社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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