出版社内容情報
【推薦】松田青子さん(作家)
「おばさん」のように子どもたちを大切にすることができないのなら、私たちはなんのために歳を重ねるのだろう。
被害者を増やし続けるこの世界には、あまりにも大人が少ない。
《現代韓国を代表する作家として根強い支持を受けるチェ・ジニョン、待望の初邦訳。》
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雨の降るある日、いつもやさしかった親戚の男から性暴力を受けた高校生のジェヤ。
絶望に陥りながらも告発するが、周囲の大人たちの態度は冷たい。
性被害を受けた女性に対する偏見とそれを許容してしまう歪んだ社会……。
他者に起きた暴力に無関心でいることが、どれだけ暴力に加担することになるのか?
未来への不安の中、どのように自分の生きる道を探していくのか?
性暴力がもたらす恐れと怒りを日記形式で切々とつづった、隣にいる“あなた”に届けたい物語。
内容説明
雨の降るある日、いつもやさしかった親戚の男から性暴力を受けた高校生のジェヤ。絶望に陥りながらも告発するが、周囲の大人たちの態度は冷たい。性被害を受けた女性に対する偏見とそれを許容してしまう歪んだ社会…。他者に起きた暴力に無関心でいることが、どれだけ暴力に加担することになるのか?未来への不安の中、どのように自分の生きる道を探していくのか?性暴力がもたらす恐れと怒りを日記形式で切々とつづった、隣にいる“あなた”に届けたい物語。
著者等紹介
チェジニョン[チェジニョン]
1981年ソウル生まれ、2006年に短編「こま」でデビュー。2010年『あなたとすれ違ったその少女の名前は』でハンギョレ文学賞、2014年『こま』で申東曄文学賞、2020年『ディア・マイ・シスター』で萬海文学賞、2023年「ホーム・スウィート・ホーム」で李箱文学賞を受賞
すんみ[スンミ]
翻訳家。早稲田大学文化構想学部卒業、同大学大学院文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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