ぼく、路上系社長―ホームレスからでも立ち直れるから大丈夫!

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750506128
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0034

出版社内容情報

 著者は、プロサーファーの夢破れ、21歳で上京。車上生活を2年、路上生活をさらに2年経験した。それが、フリーターやニートに寝泊まりの場所と仕事を提供する新ビジネス「レストボックス」(2006年8月現在、都内21カ所)を展開して、いまや年商7億円に。
 「ソーシャル・ベンチャー」の先駆けとして注目される著者が自らの半生を振り返り、その破天荒な生き方、考え方を熱く語る!

フリーターやニートと“思い”を共有する――はじめに

第1章 ホームレスだったことが逆に、ぼくの強み

1 フリーターに職住を提供する画期的なビジネス
  年商7億円の「レストボックス」はこうして生まれた
  路上生活はかえってお金がかかる
 
2 どん底の経験が生きてきた
  こだわりの設備
  年100万円なら自立の道も開ける
  仕事で人は成長する

第2章 アブナイ車上生活

1 夜食はパンの耳――ぼくの貧乏ばなし
  社会起業家の5つとプラスαの条件
  盛りだくさんの貧乏ばなし
  親子野球教室

2 ぼくは昔から群れるのが嫌い
  一芸に秀でた人、求む
  ビリから2番目、ときにビリ
  農業・漁業に未来はあるか
  初めて大人に褒められる
  夢はプロサーファー

3 車上生活、始まる
  就職したものの働く意欲がわかない
  流れ作業にほとほと疲れた
  いよいよ車上生活が始まる
  生コン垂れ流し事件
  財布に入っていたメモ
  夢の終わり

第3章 苦労と工夫の路上生活

1 当てのない、その日暮らし
  海や仲間から逃げる
  ついに路上生活へ
  カプセルホテルからの通勤

2 ホームレスが今日も必死に生きる
  建築現場は快適
  徹夜明けの電車で確実に座る方法
  ホームレスはおしゃべりが好き
  アルミ缶の奪い合い

3 あの手この手でサバイバル
  展示ハウスで素敵な眠りを
  テント生活も経験
  コンパの席に紛れ込んで飲み食い
  コンビニ裏は激戦区
  金も借りられない

第4章 なぜか経営に目覚めた

1 孫請けでもピチピチいい仕事をします
  初めての一生懸命
  やがて独り立ち
  助走の時期
  貴重な人との出会い

2 会社立ち上げ、奮戦記
  会社設立のノウハウ本を読む
  伝言ダイヤルより高い携帯電話
  無限会社、収入は「いっぱい」
  現物出資という裏技
  初めは試行錯誤
  不良債権がたまっていた
  見せつけられた人生劇場

3 新ビジネスはどこにあるか
  マッチング・ビジネス
  自分のフィールドの仕事をする
  IT界の王者との出会い

4 “自由”を得て、やる気が違った
  会社を大きくする
  強力な援軍
  社員全員が一斉に辞めた
  使いやすいシステム構築
  より快適に
  今日もホームレスのいる公園へ

第5章 いつでも「ドリーム・メイキング」しようよ

1 問題あるところにビジネスあり
  始まっている果敢な試み
  社会問題=マーケット
  とうとう「ニート」が職業に
  やがて“ダンボール・チルドレン”がやってくる

2 最近、「経営」が好きになってきた
  失敗に優る成功体験はない
  ぼくは育てられている
  特殊な会社には特殊な人間が集まる?
  夢をかなえるフリースクール
  誰もが、紙一重

誰にでもチャンスがあるよ――あとがきにかえて

内容説明

ホームレスから脱出し、求職者支援のビジネスを立ち上げ、いまや年商7億に―「ソーシャル・ベンチャー」の先駆けとして注目される著者が、ぐじゃぐじゃの半生を振り返り、フリーター、ニートに贈る熱いメッセージ!社長になりたけりゃ、これを読め。

目次

第1章 ホームレスだったことが逆に、ぼくの強み(フリーターに職住を提供する画期的なビジネス;どん底の経験が生きてきた)
第2章 アブナイ車上生活(夜食はパンの耳―ぼくの貧乏ばなし;ぼくは昔から群れるのが嫌い ほか)
第3章 苦労と工夫の路上生活(当てのない、その日暮らし;ホームレスが今日も必死に生きる ほか)
第4章 なぜか経営に目覚めた(孫請けでもピチピチいい仕事をします;会社立ち上げ、奮戦記 ほか)
第5章 いつでも「ドリーム・メイキング」しようよ(問題あるところにビジネスあり;最近、「経営」が好きになってきた)

著者等紹介

前橋靖[マエバシオサム]
1968年、千葉県に生まれる。83年、サーフィン初体験で頭に10針縫うケガを負い、燃えてハマる。高校卒業後、横浜の印刷会社に就職するが、わずか2週間で退職。実家に戻るが居づらくなり、家出。車上生活をしながらサーフィン三昧の日々を過ごす。89年、プロサーファーになる夢を諦め、上京。カネも身寄りもなく路上生活者に。91年、建築現場の日雇い作業員として働き始める。97年、東京・池袋に建設請負会社、(有)トラスティーを設立。98年、(株)エム・クルーに組織変更し、代表取締役社長に就任。99年、ナスダックの設立説明会で孫正義氏に出会い、ビジネスプランをプレゼンするが無視される。2003年、フリーター・求職者支援のための住居「レストボックス」の第1号店を渋谷にオープン。収益を上げながら社会貢献を行なう「ソーシャル・ベンチャー」の先駆けとして注目され始め、国内外のテレビや雑誌で取り上げられる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ごへいもち

23
確かにホームレスだったが普通に?見かけるホームレスとは違ってバイト先に行くのに荷物をコインロッカーに入れて仕事相手にもホームレスであることを隠そうとするプライド(コインロッカー代はイタイ出費だったはずなのに)、コンビニの女の子が割引製品を取っておいてくれる愛嬌のあるキャラ、建築現場でバイトするうちに見よう見まねで隙間仕事を請け負うようになる器用さ、電車の中でバイト情報誌を見ている若者を釣る積極性、そして何よりも丈夫な体があったと思う2012/06/12

澤田彰二

0
読んだら力が湧いてくる本だった。しかしながら、読後、ネットで著者を調べてみると悪評が多く、複雑な気分になった。2014/01/24

Tom Zacky

0
非常に残念な一冊(´-∀-`;) 中身は立志伝的で書きっぷりがおもしろくて笑えるのに、タイトルがな~。。。 編集部がキャッチーなタイトル付けなきゃ売れないとでも判断したんだろうか? 帯の『「ヒルズ族」なんてブッ飛ばせ!!』てほど、反骨じゃないのに、そんな宣伝文句付けても勘違いされてマイナスじゃまいか? 非常に人情味溢れて好感もてる人なのに。 その雰囲気を前面に出すタイトルにしたらもっと売れたんじゃまいか? あと¥1400ちょいと高いかな?(ぇ?w もったいなす><2012/07/09

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