内容説明
貧困をめぐる概念・用語をこの一冊に凝縮。70の項目で理解する、貧困研究の基本図書。貧困を研究テーマとする日本唯一の学会・貧困研究会が総力を結集。必ず押さえておきたい70項目のキーワード、概念をわかりやすく解説した、貧困の研究と解決の実践に資する手引き書、発刊!!
目次
第1部 貧困の概念・測定(貧困;絶対的貧困・相対的貧困 ほか)
第2部 貧困と生活(ライフサイクル、ライフコース;家計 ほか)
第3部 貧困と労働(賃金と生計費;最低賃金 ほか)
第4部 貧困と社会保障・社会福祉(普遍主義・選別主義;所得再分配 ほか)
第5部 貧困と政策・制度・運動(生活保護制度;公的年金制度 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
jackbdc
11
貧困とは何か?本書はそこには立ち入っていない。先ず生命維持、次に衣食住、その次は…と絶対的尺度から徐々に相対的尺度へ、外面的部分から徐々に内面的部分へ。なんとなくマズローの欲求仮説のように遷移する傾向を感じた。貧困を招く原因といえば、障害の有無や性別があり、近代化以降は出自や職業等の社会構造に起因するものが目立っていた。社会が豊かになり差別が減り制度が充実してきた現代日本では?本書の行間に残酷な現実が垣間見える気がした。人間関係構築力や脳の処理能力など限定的な社会適合性が問われる時代を直視するのは辛い。2026/03/07




