目次
第1章 被害者意識のパラドックス―非行少年理解の実際
第2章 非行性の理解と対応
第3章 非行臨床の方法(1)精神分析とユング心理学
第4章 非行臨床の方法(2)表現療法と非行臨床
第5章 非行臨床の方法(3)システム論的家族療法と精神分析的家族理解
第6章 非行臨床の方法(4)精神分析的ブリーフセラピーと被害者意識
第7章 児童虐待死事例の心理学的家族分析―トラウマの再現性・再演性と被害者意識
第8章 被害者と加害者の関わり
第9章 被害者意識とストーカー殺人および無差別殺人―過去の犯罪事例の考察
第10章 被害者意識の深層心理と日常生活
第11章 総合的考察
著者等紹介
村尾泰弘[ムラオヤスヒロ]
1956年生まれ。横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了。家庭裁判所調査官として非行や離婚など多くの家庭問題に関わった後、現在、立正大学社会福祉学部教授。「神奈川被害者支援センター」理事長。元日本司法福祉学会会長。専門領域は臨床心理学、家族心理学、司法福祉。臨床心理士・公認心理師としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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