出版社内容情報
アルムへ戻ったハイジを訪ねてクララがやって来ます。そしてクララの身に奇跡が……。ハイジがまきおこす愛の旋風。名作を完訳で。 小学校高学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mijas
53
希望を持ち続ければ必ず道は開ける…そんな清々しい感動をおぼえた。描かれているのは、人々の善意と愛情の産物。誰かのためになることの喜び。純粋に生きることの素晴らしさ。周りの人を元気にしてあげたいというハイジは健気だ。悲しみを持つ人たちはハイジに癒され、明るくなっていく。良心によって人は動かされ、変われるということか。アルプスの美しい自然と敬虔な人々を通して、心洗われる思いがした。日の光を浴びて金色に輝く山々、赤く燃えるような空、色鮮やかな花々、やわらかな香り、満天の星々…マイエンフェルトに行きたいと思った。2017/05/26
わたし
5
「私は目で話します」の著者が言っていたように道徳、教義要素の強い作品で、「神様を信じていればきっとよくして下さる」がキーワードなように見え、ハイジが「神様は見ておられるのよ！」「神様は」「神様が」というのはアニメを知っている私には違和感として残りました。その当時の宗教観を見る事ができたように思います。ハイジ前よりいっそう生き生きと過ごし、おんじにも良い影響を与えます。お医者様の知らなかったエピソードも読め、自然と山羊のお乳が目の前にあるようで第二部もやっぱりお腹が空いてしまいました。面白い本ですお勧め。2013/06/02
まき
0
アニメと違って怒ってムチをふるう ペーターに笑った。2017/10/20
かおりんご
0
アニメだと、クララが立つシーンが感動的なのですが、原作は意外とあっさりしていました。2011/03/21
hinarin
0
小４子供に読み聞かせ。訳は慣れたけど、ハイジのかわいらしさがイマイチ伝わらず。。アニメの影響大きすぎか。ペーターの行動には子供も声をあげて笑ってました。2010/07/19
