内容説明
経済、社会、環境に関係する課題に焦点をあて、それらを引き起こす根源的理由を探り、課題解決とよりよい生き方のできる社会実現への処方箋を提示する。
目次
序章 誰一人取り残さないウェルビーイングな社会の提案
1章 2030アジェンダと循環型共生社会
2章 経済成長モデルによって何を得て、何を失ったのか
3章 なぜ経済成長モデルは社会に歪みをもたらすのか
4章 循環型共生社会の構想
5章 循環型共生社会をつくるウェルビーイングモデル
6章 ウェルビーイングモデルによる政策づくり
7章 ウェルビーイングを大切にする地域づくりのカギ
終章 私たちがつくる未来
著者等紹介
草郷孝好[クサゴウタカヨシ]
関西大学社会学部教授。ウィスコンシン大学マディソン校PhD(開発学)取得。民間会社、世界銀行、明治学院大学、北海道大学、国連開発計画(UNDP)、大阪大学を経て現職。ブリティッシュコロンビア大学客員教授(2015~2016)、総合地球環境学研究所客員教授(2015~現在)。さまざまな立場の人々が主体的によりよい生き方を実現できる社会のあり方と実践を探求し、当事者主体の内発的なコミュニティづくりの理論的研究とアクションリサーチを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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