内容説明
東京大空襲裁判弁護団副団長などを務める著者が、数々の戦争裁判の経験を踏まえ、新安保法制の成立をてこに改憲へと突き進む政権の動きに抗して綴る書。平和憲法を堅持するコスタリカの政策に学びつつ、戦争のない世界をめざして訴える。
目次
第1部 もう戦争はいやだ(はじめに;私の「戦争と平和」;「もう戦争はいやだ」―戦争裁判と平和憲法)
第2部 戦争をさせないために(安保法制違憲訴訟裁判;世界史の中で考える;私たちは今なにをしなければならないのか)
著者等紹介
児玉勇二[コダマユウジ]
1943年東京生まれ。68年中央大学法学部卒業、71年裁判官就任、73年弁護士となる。東京大空襲裁判弁護団副団長、全国空襲連運営副委員長、安保法制違憲訴訟弁護団常任幹事、七生養護学校裁判弁護団長、中国人損害賠償請求事件弁護団員、市民平和訴訟弁護団員、国連子どもの権利条約カウンターレポートを創る会共同代表、世田谷戦争させない1000人委員会共同代表、コスタリカの平和を学ぶ会共同代表、元立教大学非常勤講師「人権論」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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