内容説明
子どもの貧困の議論は、ここから始まる。子どもの貧困の再発見から１０年。この１０年間の政策・実践・研究を批判的に検討し、“子どもの貧困を議論する枠組み”を提供する。新・スタンダードの誕生。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
23
子どもの貧困が深刻になるなかで、教育に何ができるか、権利の視点と実証的な研究で明らかになっている。良書。2019/08/29
かける
0
子どもの貧困対策として教育支援を手段とする政策への批判的な検討・分析が丁寧に進められている。社会福祉分野の図書を読むことは多くないが、なるほどこういった見方もあるのかと納得。特に第1部の各章の論述は自分にとって斬新でおもしろかった。2020/07/13
hideko
0
貧困問題の根本的な課題がわかる。踊らされないようにしたい。2019/06/16
