出版社内容情報
橋下徹[ハシモトトオル]
著・文・その他
内容説明
日常生活でもビジネスでも、何が正解かわからない時代。価値観や考えの違う人を断罪し、叩くのは、アホの極み。自分と相手をフェア(公平・公正)に見て、矛盾を見極め、議論の防御ラインと攻撃ラインを設定。「正解に近づく可能性の高い道」をしっかり作っていく。こうした「フェアの思考」で、僕は政治家・法律家として数々の修羅場を勝ち抜いてきた。人生最良の武器をお届けしよう。
目次
はじめに なぜ今、「フェアの思考」なのか
第1章 相手の立場から物事を見る
第2章 フェアに「戦争」を考える
第3章 感情や空気でなく「ルール」を重視
第4章 自分の思考の「軸」を見える化する
第5章 正解より「プロセス・優位」で考える
著者等紹介
橋下徹[ハシモトトオル]
1969年生まれ、弁護士。早稲田大学政治経済学部卒業後、98年に橋下綜合法律事務所を開設。2008年に大阪府知事、11年に大阪市長に就任。「住民サービスの転換」を基軸に数々の改革を断行。10年に地域政党「大阪維新の会」、12年には国政政党「日本維新の会」を創設。15年12月の大阪市長退任後は執筆・講演など多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAKA0726
9
百田氏の「橋本徹の研究」では両氏のツィッターのやりとりは泥仕合で橋本氏の本質を見極めたく本書を後に読む。「相手の立場から物事を見てフェアに考える」、えっ!どちらが正しいの?と思われる部分が多く感情が先走りどっちもどっち。「論議して理解を深めるより論破が偉いとされている。時間を費やしても議論は平行線、何が正解か分からないのに自分が正義、正論と決めつけた途端思考停止」はまさに百田の言い分と同じ。「相手の譲歩を最大限引き出し自分の欲求を叶える価値観や対立を乗り越える思考法」が大事と唱えるが自身出来てないのでは?2023/04/27
復活!! あくびちゃん!
6
これまでのこの著者の本の中では、内容が一番薄いと思った。著者は「フェアに考えればあらゆる問題は解決する」と主張し、そのために「まず好き嫌いの感情を排し、相手の立場に立って考え」、「いかに自分自身(の考え)がブレないか」を基準に思考することが、『最強の思考法』であると主張する。著者の考え方に同意する“部分”はある。が、戦争の首謀者にこの理論は通じないと思う。首謀者の頭の中は、その(戦争を始めた)時点で“狂気”なのだ。その状態の人に“駆け引き”は通用しないと歴史は教えていると私は考えるのだが、はてさて。。。2022/09/19
B.J.
4
フェアに考えれば、あらゆる問題は解決する・・・本文より 2023/06/11
☆ツイテル☆
3
フライヤー2022/12/30
Go Extreme
2
なぜ今、「フェアの思考」なのか 相手の立場から物事を見る: 価値観抜き 我慢しすぎる日本人 卑怯になってはいけない フェアに「戦争」を考える: 法の支配 国際秩序 南京事件 東京裁判の本当の意味 感情や空気でなく「ルール」を重視: リーガルマインド・そもそも論 適性なルール変更 自分の思考の「軸」を見える化する: フェア思考はあなた自身の中で完結 相手とぶるかりあっても機能 思考の軸。・基準 攻撃ライン・防衛ライン 正解より「プロセス・優位」で考える: よしマシな選択 公知の事実による判断 お友だち人事2022/11/12