内容説明
介護保険を複数の市町村が共同で運営する地域を分析対象として、市町村別にみた受益と負担のバランスから、今後の新たな市町村連携の可能性を模索。
目次
ポスト成長社会における行財政の領域再編
第1部 市町村合併と介護保険の広域運営(市町村合併と広域保険者地域の再編;介護保険の事業特性をめぐる旧市町村間の差異と市町村合併の影響;均一賦課制による介護保険の広域運営)
第2部 不均一賦課制による広域保険者地域(広域保険者地域における介護保険事業の地域差と広域運営の枠組みをめぐる諸問題―全国最大規模の福岡県介護保険広域連合を事例として;福岡県介護保険広域連合におけるグループ別保険料の設定方法とその効果;広域連合の比較からみた介護保険料の不均一賦課制と市町村の連携―沖縄県介護保険広域連合と後志広域連合)
本書の知見と示唆される論点
著者等紹介
杉浦真一郎[スギウラシンイチロウ]
名城大学都市情報学部教授。専攻は人文地理学(地方行財政、福祉)。1971年愛知県生まれ。1994年広島大学文学部地理学専攻卒業。1999年広島大学大学院文学研究科博士課程後期修了、博士(文学)、日本学術振興会特別研究員(PD)。2000年金沢大学文学部助手。2002年名城大学都市情報学部講師、2007年同学部助教、2008年同学部准教授を経て、2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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