目次
序章 実際に起きた悲劇(Mさんの父親の語り)
第1章 精身障がい者から家族が受ける暴力の実態と結末
第2章 家族への暴力はなぜ起きるのか
第3章 親が暴力と闘う長い道のり
第4章 解決に向けてできること
第5章 過去に暴力があり、リカバリーに成功した事例
最終章 家族への暴力がない社会に向けて
著者等紹介
蔭山正子[カゲヤママサコ]
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻統合保健看護科学分野パブリックヘルスケア科学/准教授/保健師。大阪大学医療技術短期大学部看護学科、大阪府立公衆衛生専門学校を卒業。病院看護師を経験した後、東京大学医学部健康科学・看護学科3年次編入学。同大学大学院地域看護学分野で修士課程と博士課程を修了。保健所・保健センターでの勤務(保健師)、東京大学大学院地域看護学分野助教などを経て現職。保健所勤務の際、精神障がい者の受伸援助や通報対応などの危機介入を経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nori
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パラリンピックで障害者にスポットがあたり、皆がすげぇーとか、感動とか言っている訳だが。全く注目されない、精神障害者とその家族たちの置かれている境遇はどのようなモノなのだろうか。恐いし、危ないから近寄らない、自分のテリトリー外の存在として、彼岸から眺めるだけ。それが今の多くの人の立ち位置だろう。だが、世界の趨勢はそれを許さない。他の様々な障害と同様、社会にインクルージョンしていくことが求められるし、pc的に世の圧力が益々高まることは間違いない。そのとき、あなたはどう発言し、どう行動するだろう?2021/08/28