内容説明
母を亡くし身寄りのない高3の航は、突然現れた高級宝飾店の御曹司・堂前に半ば強引に引き取られる。彼は、幼い頃によく母を訪ねて来ていた男の息子だった。優しかったその男とは似ても似つかない冷たい態度の堂前に、家族が欲しかった航は、傷付けられながらも歩み寄ろうとする。だが、些細なことで堂前を怒らせてしまい「母親の代わりにお前が償え」と咬みつくように口づけられ…。
著者等紹介
神香うらら[ジンカウララ]
3月13日生まれ。岡山県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なみ
17
えーー…結構酷いぞ、英臣(攻)でもね、そんな傲慢な攻がうっかり受にはまってどうしようもなくなる展開、好きだ♡両視点なのも、◯2016/11/20
華緯
8
電子で再読。何回読んでも思うのが、『この攻め、豆腐の角に頭ぶつけて、父に代わって昏睡すればいのに…』。会ったその日にいきなり…っていう展開じゃないのはいいけど、こんないい子を偏見満載の思い込みや妄想(…の域だよ…)に固まった目で見て陵辱して、しかもそれを続けてる…って……。弱い立場の受けをゆがんだ妄想の犠牲にするのは当て馬か敵役で十分。…こんな奴、捨てられてしまえ!と、読み返すたびに思うのに、やっぱりハピエンには胸をなでおろす……女心はフクザツなのだ。2014/12/20
あやめ
4
久しぶりのスーパー攻め様。恋に落ちるの早えええ!(笑) 割り切って読むと楽しい!2011/11/03
SAY
3
読み始めて違う作家さんかと勘違いしました。可愛い健気受け好きな人はツボかな~。攻めは大人げない!けどスーパー攻め様。タイトル通り恋という落とし穴に見事に落ちてます(笑)2011/12/10
メイ&まー
3
神香さんは2冊目だけど、あとがきと既刊案内を読むと割と突飛なお話が多い方なのかな??これがシリアスめだとおっしゃるけど、そんな重く感じなかった。もっとお互いに惹かれる何かがあったらドラマチックだったかな~。2011/10/30