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エリア・スタディーズ
パリ・フランスを知るための44章

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750336046
  • NDC分類 302.35
  • Cコード C0336

目次

1 歴史と文化の街パリ(変貌しつづける都市―パリへの誘い;フランス革命はパリの誇り―蒸気機関車が走りはじめる ほか)
2 パリの暮らし(マルシェ―フランス人の胃袋を満たす市場;レストラン・ガイドブック―普段着の食事ならミシュランより『プティ・ルベー』 ほか)
3 芸術と文化の首都(美術館―ポンピドゥー・センター、新ルーヴルそしてケ・ブランリ;グランプロジェ―大統領とパリ ほか)
4 日本とフランス(日本人のフランス観―変質する「文化と芸術の都」というイメージ;フランス人の日本観―壊れたジャポニスムの夢 ほか)
5 座談会 僕たちのフランス体験(フランスとの接触;留学生時代 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

12
パリのパブリックイメージを反映してか全体的に「さあ」だの「ある日、僕は……」だのちょっと気障ったらしい文体がエリア・スタディーズには珍しく人を選ぶが、現代のパリの入門書として広く、かつそれぞれの項目が独自にエッセイとしても読めるよく出来た一冊。単に美しい都としてのパリだけでなく、実際に暮らすと人を変えてしまうほどシビアな側面もあるパリの両面を魅力的に伝えることに成功しており、TV番組には教養番組が多くボルヘスの特集番組まで~とか、ラジオで本来マイナーな現代音楽家のぶっ続け、とか著者たちの関心がわかりやすい2018/10/05

たっつみー

3
ミクロ視点が大半。体験談は面白かった。俯瞰のわかりやすさはないが、実際に行く人には参考になりそう。2023/11/01

まーや☆彡

3
ガイド本かと思ったら文字だらけ・・・でも、読みだしたら面白くて。パリに住んだ人じゃないと分からない事ばっかりで「へーーー!」の連続。家具付きの部屋探しが困難、移民局の意地悪、エプロンキープがある定食屋、景色が見られるバス移動がオススメ、パリジャンの超絶個人主義、などなど。五章の筆者三人の体験談がめっちゃ面白かったです。ここから読み始めるといいかも。2013/09/17

たろーたん

2
外国人にとって大変なのがアパート探しだ。多くの家主が外国人には貸したがらず、滞在許可証を持っていない者には原則として貸してくれない。パリには一戸建ての住居はほとんどないので、アパートに住むことになり、さらに「家具付き」「家具なし」を選ぶ。ちなみに、家具つきは物件が少ないため、競争率が高く、外国人には分が悪いらしい。ちなみに、運よく借りられると、不動産会社との間で物品検査が行われ、退出する時一枚でもかけていると弁償させられるそうだ。(続)2023/10/28

コスモス

2
この前に読んだ「フランス文化読本」のほうがはるかに詳しくて良かった。でも広く知るにはこっちのほうが良い。2023/03/25

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