内容説明
本書はアジア経済研究所の平成3年度発展途上国環境問題総合研究事業の分科会「発展途上国の開発と環境制約(1)」研究会の成果の一部である。過去10年有余年、最も急速に成長を遂げた東アジアが、その過程でどのような環境問題に直面してきたか、それに対して人々の意識や政策がどの程度変化・進展しているかにつき、社会科学的視点から研究したものである。
目次
第1部 東アジアの経済発展―そのメカニズムと環境問題(東アジアの経済発展と環境制約;東アジアの経済発展段階;外国資本移動と公害)
第2部 国・地域別環境政策と環境状況(大陸中国―環境学栄えて環境滅ぶ;韓国―大邱水質汚染事件;台湾―産業公害の政治経済学;東アジアの環境概況)
第3部 東アジアの環境問題と日本の経験(日本の公害問題・公害対策に関する若干の省察―アジアNIEsへの教訓として;台湾の環境政策と日本モデル;水問題における日本の経験と東アジア)
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