内容説明
久井(くい)光太郎と高坂まゆみは結婚離婚を繰り返すおかしなカップル。さすがに二人の四度目の披露宴の話には、周囲も少々困惑気味。けれども、はた迷惑とも言えるかれらの行動には、意外に深い理由があったのだ(「愛の保存法」)。食い違って間違ってうまくいかない、困り者のダメ男にわがまま女。全編、くすっと笑えて、ちょっぴりしみじみの傑作短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
エドワード
21
私は今怒っている。文部科学省に。何がって、「人文系学部は役に立たないから廃止を検討しろ」ってアンタ、大学はそういうところだろ!法学部卒のバカ役人め。何の話だっけ?「寂しがりやの素粒子」の物理学者宅田センセイの魅力を見よ、しっかり役に立っているじゃないか。チョイ悪オヤジを持つ息子はつらいよ、の「パパのベイビーボーイ」。おまえはニシノユキヒコか、の「彼女はホームシック」など、男女の機微がほのかに語られる六つの短編。「愛の保存法」って実は非常にデリケートな問題なのに、サラリとコミカルに描く平さんの腕に脱帽。2015/06/15
星落秋風五丈原
9
食い違って、間違って、うまくいかない男と女。表題作のほか「パパのベイビーボーイ」「きみ去りしのち」など全6編を収録。女性たちの友情を巧みに描き、卓抜なユーモア感覚で現実世界を切り取る短編集。 2006/02/28
kaikoma
2
少し笑えるストーリーが集まっている触れ込みで、確かにその通りでは有るのですが、主役級のキャラクターの多くが痛くて余り合わなかった感じです。自分自身が余りに個性的な人とは中々折り合うのが大変だと感じる経験が、普段から多いせいかも知れません。2026/06/25
redmove
2
恋愛がテーマの6編の短編集。うーん、どれもピンとこない。ちょっと合わなかったなぁ。残念。2019/09/08
てらさか
1
だめ男が中心というより、女も女だ…と言うのがたくさん。2021/12/27




