目次
日本国際理解教育学会の回顧と展望
第1部 カリキュラム開発の理論的枠組み(国際理解教育の理論と概念;カリキュラムの目標・内容・方法)
第2部 モデルカリキュラムの開発と実践(多文化社会;グローバル社会;地球的課題;未来への選択)
第3部 国際理解教育の多様な試み(連携でつくる国際理解教育;これからの国際理解教育)
国際理解教育の未来に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
3
多文化共生社会。地域でも滞日外国人との混住社会で、グローカルな時代である。いじめ、とか言っている時代ではないだろう。高校では文化の多様性を学習(32頁)。社会科教育との連携が必要な、自国中心史観の克服は極めて重要となってくる(37頁の表)。いろいろな教育実践が紹介されているので、さながら教育研究集会のようだ。地球市民養成教育(90頁)。ESD(持続発展教育)とEIU(国際理解教育)の関わり説明も書かれている(214頁~)。人権尊重が基調となるべき社会、脱格差社会の為の教育とは何か? 排外主義を排す共生像。2013/05/12