目次
1 被害者の立場(ひったくり;かつあげ;脅迫メール ほか)
2 加害者の立場(メールで謝った;いじめの責任;弁償はいらない ほか)
3 被害と加害(誰が投げたの?;五年後の告白;無視 ほか)
著者等紹介
藤原正範[フジワラマサノリ]
1954年岡山県生まれ。1977年岡山大学教育学部卒業後、2005年まで家庭裁判所調査官を務め、神戸家裁姫路支部を最後に退職。2008年日本福祉大学社会福祉学研究科修了。博士(社会福祉学)。現在、鈴鹿医療科学大学保健衛生学部医療福祉学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なお
1
被害者であるにもかかわりず悪い事をしたように扱われてしまう、加害者なのに反省の色もなく口先だけの謝罪。いつ巻き込まれてしまうかわからない犯罪をいくつかの例をあげて紹介しています。2015/11/10
MH
1
被害者の受ける心の傷とは何か、また加害者に求められる反省とはどういうことなのか、抽象的にしか考えていなかった内容を具体的に材料として提供してくれる。事例はすべて創作であるが、筆者の家裁調査官としての経験が細部にリアリティを与えている。2015/03/09
海
1
教育テレビの道徳番組のエピソードを集めたような内容で、結論は書かれずその後を自分で考えてください、と問題提起を促されているような気がした。よく言われることだけれど、被害者は本当に心に深い傷を背負うのに、加害者は反省もそこそこに自分の保身を図る例のなんと多いことか。2012/09/03
ぽんまま
1
現代の少年事件の加害者のこころって・・・こんなんなんですか・・・。むなしいですね。被害者のやるせない気持ちがじんじん響いてきます。あまりにも幼すぎる加害者のこころに少年法の見直しをしなくてはいけないと痛切に思います。少年であれ罪は罪としてしたことの罪の重さが分かる法律が必要になっているのであhないでしょうか・・・?2010/03/09
chappy
0
下のコメントでも言っているのと同じで事件後の気持ちがやるせないです。2010/12/05
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