目次
第1章 アドボカシーの本質としてのセルフアドボカシー
第2章 ソーシャルワークにおけるアドボカシー実践の意味
第3章 子どもアドボカシーの独自性
第4章 イギリスにおける子ども虐待対応と子どもアドボケイト
第5章 イギリスにおける子どもアドボケイトの実際
第6章 日本の子ども虐待ソーシャルワークの現状と課題
第7章 日本の子どもソーシャルワークにおける参加の位置づけとアドボケイトの可能性
第8章 子どもアドボカシーサービス提供のための全国基準
第9章 児童福祉における抵抗のための力としての専門的アドボカシー
著者等紹介
堀正嗣[ホリマサツグ]
関西大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。熊本学園大学社会福祉学部教授・社団法人子ども情報研究センター副所長
栄留里美[エイドメサトミ]
熊本学園大学社会福祉学部卒業。大阪市立大学大学院創造都市研究科修士課程修了。社会福祉士・元市町村児童虐待相談員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう。
26
2009年初版。社会福祉実践や社会福祉労働をソーシャルワークに狭く限定することは疑問に思いつつ、最近ソーシャルワークとは何かといろいろと模索しています。そうしたなかで子どもアドボカシーを考察したくて読んだ本です。子どもの権利擁護のために子どもの権利条約の視点で尊重するために、代弁に留まらず権利獲得のために闘う視点を持つものがアドボカシーであるという捉え方はとても勉強になりました。本著はイギリスのアドボカシー実践も紹介されています。パターナリズムとの関係でも学べました。良書だと思います。2017/05/10
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