出版社内容情報
親や世間との折り合いの中で自己を創出していかなくてはならない季節。そんな思春期を迎える人のために、ジェンダーや性教育などの性の問題と、校則や管理教育などの学校のシステムについて、著者自身の自己分析と大学生へのアンケートを通して考えていく。
第1部
第1章 思春期とは
第2章 伊藤悟の自己分析 小学校編
第3章 伊藤悟の自己分析 「ひょうたん島」編
第4章 伊藤悟の自己分析 開成~東大編
第5章 大学生のアンケートから──大人になったことを実感した場面
第6章 性的自立
第2部
第7章 八巻香織さんの講演
第8章 伊藤悟の自己分析 親との関係編
第9章 ジェンダーから自己分析する
第10章 伊藤悟の自己分析──ゲイであること
第3部
第11章 学校というシステム
第12章 校則のルーツ
第13章 日本の学校の戦後史
第14章 私たちは学校で何を教えられてきたのか
第15章 モラル・ハラスメント
あとがき
内容説明
思春期を迎える人にも、思春期を過ぎた大人にも、改めて思春期に立ち戻り、自己を見つめなおし、新しい生き方を見つける指針となるガイドブック。
目次
第1部 (思春期とは;伊藤悟の自己分析 小学校編;伊藤悟の自己分析「ひょうたん島」編;伊藤悟の自己分析 開成~東大編;大学生のアンケートから―大人になったことを実感した場面;性的自立)
第2部(八巻香織さんの講演;伊藤悟の自己分析 親との関係編;ジェンダーから自己分析する;伊藤悟の自己分析―ゲイであること)
第3部(学校というシステム;校則のルーツ;日本の学校の戦後史;私たちは学校で何を教えられてきたのか;モラル・ハラスメント)
著者等紹介
伊藤悟[イトウサトル]
作家、音楽評論家、ひょっこりひょうたん島ファンクラブ会長、法政大学講師、翻訳家など、多彩な分野で活躍中。高校講師・予備校講師時代から、学校の管理的な側面に疑問を持ち、10代と共に多様な活動を続けてきた。英語教育の改革にもエネルギーを注いでいる。現在は静岡県沼津市で、市内にひょうたん島に似た島があることから「ひょうたん島資料館」建設計画が進行中で、それを支援しており、その貢献により、市の「燦々ぬまづ大使」に任命されている。『ひょうたん島』に学んだ「自分らしく」「共に生きる」ポリシーをすべての活動の基本においている。一方、自身がゲイであることから「すこたんソーシャルサービス」を主宰、広くカウンセリング・電話相談やワークショップなどを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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