出版社内容情報
日本にはほとんど紹介されていない,フィリピン中部の島サマール。豊かな自然と優しい人びと,一方での貧困と中央政府による放置政策。1年8カ月に及んだ滞在の中から,島の現状,自立への道を探る。
第1章 アジアの田舎町で暮らしてみたい―カルバヨグ市長からの招請に応えて
第2章 えっ,市長が逮捕されてしまった!?―カルバヨグの政治をめぐる混乱
第3章 京都・陸軍第16師団が駐屯した島,サマール―日本はこの島で何をしてきたのか?
第4章 棄てられた島,サマール―取り残された人々の生活
第5章 幸せの島,サマールでの日々―「荒野もけっこう天国だ」と歌う人々
第6章 サマールから見えた日本―軽蔑される日本と日本人
第7章 「魔法の火」,糞尿からのバイオガス―サマールの地域自立への道を探る
付 録 サマールへ行こう/ワライ語入門
内容説明
サマールは、フィリピンでは、ルソン島、ミンダナオ島に次いで三番目に大きい島だが、日本ではほとんど知られていない。本書は、市民団体「京都・サマール友好協会」を組織し、ラーニングセンターの運営や、「謝罪と友好の碑」の建設などを行ってきた著者による、この島の紹介である。
目次
第1章 アジアの田舎町で暮らしてみたい―カルバヨグ市長からの招請に応えて
第2章 えっ、市長が逮捕されてしまった!?―カルバヨグの政治をめぐる混乱
第3章 京都・陸軍第一六師団が駐屯した島、サマール―日本はこの島で何をしてきたのか?
第4章 棄てられた島、サマール―取り残された人々の生活
第5章 幸せの島、サマールでの日々―「荒野もけっこう天国だ」と歌う人々
第6章 サマールから見えた日本―軽蔑される日本と日本人
第7章 「魔法の火」、糞尿からのバイオガス―サマールの地域自立への道を探る
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