出版社内容情報
20万部超のベストセラー『下流老人』の著者、最新刊。
コロナ禍を生き抜くための具体策と日本がめざすべき社会保障のあり方を提示する。
内容説明
「死にたいほどつらい」一度落ちたら這い上がれないのか?敏腕ソーシャルワーカーが貧困の惨状を明らかにし、解決策を提示する。
目次
第1章 コロナ禍が浮き彫りにした貧困と格差(コロナ禍が押し広げる貧困;2カ月で2倍から3倍へ急増 ほか)
第2章 崖っぷちに追い込まれる女性たち(男女格差、正規と非正規…いびつな労働環境があらわに;ロープを手にSOSメールを打つ20代失職女性 ほか)
第3章 コロナが明けたら美人さんが風俗嬢やります―「ナイナイ岡村風俗発言」を検証する(性的搾取が容認される日本;遅すぎた見解発表と問題意識の希薄さ ほか)
第4章 未曾有の貧困危機から命と暮らしを守る―支援・相談窓口(最優先すべきは命を守ること;家賃が払えなくても住み続けられる方法 ほか)
第5章 誰一人取り残さない社会を実現する(今こそソーシャルアクション!;これからの社会保障はベーシック・サービス ほか)
著者等紹介
藤田孝典[フジタタカノリ]
1982年生まれ。社会福祉士。ルーテル学院大学大学院総合人間学研究科博士前期課程修了。NPO法人ほっとプラス理事、生存のためのコロナ対策ネットワーク共同代表、反貧困ネットワーク埼玉代表。聖学院大学客員准教授(公的扶助論)、北海道大学公共政策大学院フェロー。生活保護や生活困窮者支援のあり方に関する活動と提言を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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