マルセ太郎 記憶は弱者にあり―喜劇・人権・日本を語る

マルセ太郎 記憶は弱者にあり―喜劇・人権・日本を語る

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750311920
  • NDC分類 775.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

自らの出自をからめた在日韓国・朝鮮人問題論,日本の戦争責任,日の丸・君が代問題,そしてガンとの闘いの中,魂をしぼり出すかのようなその芸。思考し,告発する稀有の芸人,マルセの人権・喜劇論。

1 マルセ太郎が語る
聞きとり(1) 思考する芸人
 日本人は思想性のない民族/Be動詞の哲学/羽仁五郎の影響/「帰化」のいきさつ/息子(竜介)との議論/民族のはざまで/色川武大さんとの一致 ほか
聞きとり(2) 喜劇・批判精神・民主主義
 喜劇とは/議論することの大切さ/民主主義の理念/大阪論・東京論/いま大切なこと
聞きとり(3) 本当のインテリ,偽物のインテリ
 日本(人)と韓国(人)/融通性の功罪/本当のインテリとは/「人格者」と「偉い人」/「在日」テーマに演劇を/総理大臣の資質を問う ほか
聞きとり(4) 明かりがみえない国,みえる国
 本当の国際化/新聞の戦争責任/恐るべき民族/横文字・カタカナだらけの日本/「豊かさ」の意味
聞きとり(5) 歴史に学ぶ,記憶は弱者にあり
 「君が代・日の丸」問題/外野席のいい客になろう/オーソドックスにこだわる/姫路の山田青年/個性的に生きよう/アジテーションの大切さ
2 思考する芸人を語る
 聞きとり雑記[森正]/告発する芸人「君が代」コントによせて[森正]/哲学者マルセ太郎[寺田元一]/折々のマルセ太郎[森正]

目次

1 マルセ太郎が語る(聞きとりマルセ太郎(思考する芸人;喜劇・批判精神・民主主義;本当のインテリ、偽物のインテリ;明かりがみえない国、みえる国;歴史に学ぶ、記憶は弱者にあり))
2 思考する芸人を語る(聞きとり雑記;告発する芸人―「君が代」コントによせて;哲学者マルセ太郎;折々のマルセ太郎)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sodium hydride

1
「陛下の御質問」と同日購入@ブックオフfor105円。この組み合わせのセンスは自画自賛したい。◆マルセ氏はテレビでスクリーンのない映画館、「泥の河」を観たことがある。それから討論番組でも一度観た。どちらも強烈に印象に残っている。◆10年前の本だけど、当時はまだ「嫌韓」と言う言葉もなかった。マルセ氏が生きていたら、どう思っただろうか。◆本の内容だが、編著者が熱くなりすぎなところが興ざめ。そこは適当に流し読みした。◆表紙の写真は最高だと思う。2012/05/17

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