障害学への招待―社会、文化、ディスアビリティ

個数:

障害学への招待―社会、文化、ディスアビリティ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年09月15日 22時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750311388
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0036

出版社内容情報

医療や福祉の対象として狭い領域に落し込めるのではなく“障害”を切り口とした社会システム総体の見直しへ。障害者自身の文化,自己決定権など多様な方法論で既存の言説に切り込む“障害学”宣言。

第1章 障害学に向けて[長瀬修]
第2章 障害,テクノロジー,アイデンティティ[石川准]
第3章 自己決定する自立―なにより,でないが,とても,大切なもの[立岩真也]
第4章 「障害」と出生前診断[玉井真理子]
第5章 優生思想の系譜[市野川容孝]
第6章 ろう文化と障害,障害者[森壮也]
第7章 聾教育における「障害」の構築[金澤貴之]
第8章 異形のパラドックス―青い芝・ドッグレッグス・劇団態変[倉本智明]
第9章 歴史は創られる[花田春兆]
第10章 障害学から見た精神障害―精神障害の社会学[山田富秋]

内容説明

障害学(ディスアビリティ・スタディーズ)とは、障害、障害者を社会、文化の視点から考え直し、従来の医療、リハビリテーション、社会福祉、特殊教育といった「枠」から障害、障害者を解放する試みである。本書は、障害学を構成すべき内容を盛り込み、障害学の一端を紹介したものである。

目次

第1章 障害学に向けて
第2章 障害、テクノロジー、アイデンティティ
第3章 自己決定する自立―なにより、でないが、とても、大切なもの
第4章 「障害」と出生前診断
第5章 優生思想の系譜
第6章 ろう文化と障害、障害者
第7章 聾教育における「障害」の構築
第8章 異形のパラドックス―青い芝・ドッグレッグス・劇団態変
第9章 歴史は創られる
第10章 障害学から見た精神障害―精神障害の社会学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒナコ

9
障害学の入門書。インペアメント/ディスアビリティの理論的整理や、障害を社会構築されたディスアビリティだとみなすことで可能になった社会モデル的な視点の導入から、優生思想、出生前診断と人工妊娠中絶、自立生活運動、ろう文化、障害者プロレス、障害を扱った文学批評、精神障害の地域包摂まで、幅広く障害学的なアプローチが紹介されており、障害学の入門には絶好の書である。→ 2022/05/12

tharaud

5
日本における障害学の出発点とも言える記念碑的著作。出版後20年以上経ても本書から学ぶことは多い。それだけ障害に関する社会の歩みが遅々としているということもあるが、やはり先駆的な視点が提示されている。とても勉強になりました。2022/11/01

だとじう

2
障害とは、、、。根本から考え直す機会をもらった。難しく理解しきれないことも多かったが、それでもなお、刺激がたくさんあった。僕の感覚を深くえぐられ塩を塗られた感じといえばいいだろうか。障害学の視点で教育を実践するとどうなるのか、、、2016/12/21

ミカヅキカゲリ

2
わたしはこう云う難しいものが好きだ。障害学を勉強するのが今の夢なのだけど、夢が膨らんだ。障害者の文化と云うものがあって、なかなか面白そうだ。これから、触れて行きたい。2012/07/28

YASU

1
もはや古典ともいえる本書を再読.障害を学することの意味,障害をめぐるアイデンティティ,自立観,優生思想,障害文化,隔離収容の歴史など.あらためて考えさせられるが,本書の各論文を通底して”文学的”な匂いを感じた.もちろん,良い意味で.2021/05/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/245441
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。