出版社内容情報
医療や福祉の対象として狭い領域に落し込めるのではなく“障害”を切り口とした社会システム総体の見直しへ。障害者自身の文化,自己決定権など多様な方法論で既存の言説に切り込む“障害学”宣言。
第1章 障害学に向けて[長瀬修]
第2章 障害,テクノロジー,アイデンティティ[石川准]
第3章 自己決定する自立―なにより,でないが,とても,大切なもの[立岩真也]
第4章 「障害」と出生前診断[玉井真理子]
第5章 優生思想の系譜[市野川容孝]
第6章 ろう文化と障害,障害者[森壮也]
第7章 聾教育における「障害」の構築[金澤貴之]
第8章 異形のパラドックス―青い芝・ドッグレッグス・劇団態変[倉本智明]
第9章 歴史は創られる[花田春兆]
第10章 障害学から見た精神障害―精神障害の社会学[山田富秋]
内容説明
障害学(ディスアビリティ・スタディーズ)とは、障害、障害者を社会、文化の視点から考え直し、従来の医療、リハビリテーション、社会福祉、特殊教育といった「枠」から障害、障害者を解放する試みである。本書は、障害学を構成すべき内容を盛り込み、障害学の一端を紹介したものである。
目次
第1章 障害学に向けて
第2章 障害、テクノロジー、アイデンティティ
第3章 自己決定する自立―なにより、でないが、とても、大切なもの
第4章 「障害」と出生前診断
第5章 優生思想の系譜
第6章 ろう文化と障害、障害者
第7章 聾教育における「障害」の構築
第8章 異形のパラドックス―青い芝・ドッグレッグス・劇団態変
第9章 歴史は創られる
第10章 障害学から見た精神障害―精神障害の社会学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒナコ
tharaud
だとじう
ミカヅキカゲリ
YASU