平凡社新書<br> 葬儀業―変わりゆく死の儀礼のかたち

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平凡社新書
葬儀業―変わりゆく死の儀礼のかたち

  • 玉川 貴子【著】
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  • 平凡社(2024/05発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582860597
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0263

出版社内容情報

終活ブームにより「葬儀」への関心は依然として高い。しかし葬祭業は秘密のベールに包まれたままだ。戦後の葬祭業の変遷と現在地を追うことで見えてくる日本社会のかたち。

内容説明

社会や経済の影響を受け、独自の発展を遂げてきた葬儀業界。「葬儀は不要」「葬儀代は不明瞭かつ高すぎる」などと、葬儀についてはさまざまな議論や批判がなされてきた。家族形態や個人の価値観の変化に伴って、現在は「家族葬」や「直葬」などが浸透している。しかし、依然として故人を偲ぶ場として葬儀は大切にされている。多様性が重視される時代の中で葬儀はどうなっていくのか―。業界の変遷や葬儀の現況を知ることで自らの「その時」を見つめ直す一冊。

目次

第1章 新型コロナウイルス禍でみえた“本音”(志村けんの死からみえてきたこと;都市と地方で異なる「家族葬」;エンバーミングとオンライン配信)
第2章 死から火葬まで―一般葬の流儀(喪主や家族の視点での「4段階の対応」)
第3章 人と社会の変化を映す葬儀業界(「葬祭業」と「葬儀業」何が違う?;起源は江戸時代の葬具屋 ほか)
第4章 葬儀業界の現在地(国内の市場規模;一事業所あたりの売上高は ほか)
事例 日本の葬儀の現場から(死のコンシェルジュ―「if共済会」と「事前相談員資格制度」;「お葬式組合」を通じた協同体―静岡県湖西市新居町での取り組み;日本のプロテスタント教会における「死」と「葬儀」)

著者等紹介

玉川貴子[タマガワタカコ]
1971年生まれ。名古屋学院大学現代社会学部准教授。専修大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程修了。2016年より現職。専門は死の社会学、家族社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヒデキ

49
最近、葬儀を行ったのもあって読んでみました。 戦後のおそらく都市の場合を想定されていると思うので 私の実家のように同行組織があるところは、コロナ時くらいからやっと近代化が始まったような気もします。 「葬儀業」も段々小型化している中で 葬儀の仕方も変わってくるんんでしょうね 親戚で家でやらなくてはならない旧家があるんですが、 うちの葬儀の時に葬儀社さんに仕切ってもらえるか聞いてました。どんな形になるのかなと思っています2024/06/07

つちのこ

36
この冬に喪主として父の葬儀を行った。人生でそんなにない貴重な経験をさせてもらった。生前、何気なく話した「亡くなったら、家族葬がいいね」という雑談が、現実のものとなった。コロナ禍だったことも影響したかもしれないが、おそらく自分のどこかに家族葬一択という信念に近いものがあったからこそと思う。本書では変化してきた現代の葬儀全般について検証しているが、かつての住民一丸となって葬儀を執行していく義務参加型の風習は、葬儀業界の隆盛により激減している。簡素であろうが、見送る人たちの儀礼や思いが伝わればそれでよいと思う。2024/09/30

Hisashi Tokunaga

4
近年の日本における葬儀について、葬儀ビジネスの視点から変質、展開を読み解くのがユニークで、その意義は大きい。新書版で一読できる質量がありがたい。葬儀を再考する上で良書。生前葬、生前予約への言及、「葬祭ディレクター1,2級」あるいは「全葬連葬儀事前相談員」資格の紹介は初見だったので興味深かった。葬儀の内容は性別、生計のゆとり、同居者の有無、が要因とのあえての指摘は腑に落ちた。また、葬儀のような儀礼は「改変可能」との指摘は同感。葬儀は一筋構成されていないのも実感。自助、共助、公助と多彩な法・行政からなる。2024/07/28

kaz

3
葬儀業界の変遷と現状を分析し、葬儀についてのさまざまな議論や批判を取り上げる。葬儀の見方に関する基本的な知識を得ることができるのはもちろん、一般葬の流れからキリスト教(プロテスタント)の葬儀のやり方、葬儀業界の裏話なども紹介されている。葬儀不要論には傾いておらず、儀礼の意味を説いている。日本のプロテスタントの葬儀が、仏教の葬儀の影響を受けているという指摘は面白い。2024/07/25

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/60591ae4-47bf-4b72-8d4d-b849d6abe9d1 2025/06/28

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